きのこの冷凍保存は大変便利ですよね。安いときにまとめ買いで栄養価に旨みアップ。そしてお財布にも優しいです。この冷凍きのこを上手に作るコツがあるのはご存知でしたか?
きのこの特徴
・湿気に弱い
・普通に流通しているきのこは人工栽培が多い
・栄養素には水溶性のものも含まれている
これらの特徴から、「きのこは水洗いをしてはいけないし、する必要もない」ということが導き出されると思います。
きのこは洗わなくていいの?
結論からいうと「洗わないほうがいい」です。
栽培されたきのこはゴミや泥の付着がほとんどないので洗う必要はほとんどありません。なぜなら、しっかり管理された工場内で栽培されているからです。
そのうえ水をかぶると菌糸と菌糸の隙間に水が入り込んで ぶよぶよとした食感になりますし、香りも逃げてしまうので洗わないほうが良いです。
変色を防止し、保存期間を長くできる冷凍きのこの作り方
1 石づきを切り取る
2 汚れや水分がついている場合はふきんやキッチンペーパーでふき取る。
【最重要】ここで水洗いはしないこと
きのこは水分に弱いためここで水洗いとしたり、しっかり水分を吸い取っておかないと1か月保存できなくなります
3 使いやすい大きさに切り分ける
すぐ調理できるように、食べやすい大きさにしておくと便利です。
4 使いやすいように、調理一回分ずつラップで包む
ここでひと手間、凍りやすいように平べったくするとよいです。急速に冷凍できたほうが鮮度を保てます。
5 ジップロックに入れて空気を抜いて保存する
空気を抜くと酸化防止になります。変色の原因は「酸化」です。ここでしっかり変色の大敵である空気を抜いておきましょう。
ここでひと手間、ジップロックに日付を書くと使用期限がわかり便利です。
冷凍きのこを調理する際の注意点
きのこを自然解凍してしまうと、水分(きのこの大敵)が出てしまいグダグダで歯触りがなくなってしまいます。きのこの種類によっては苦味や異臭が出る場合もあるので、注意しましょう。冷凍したまま調理するのがベストです。
まとめ
きのこは冷凍すると、栄養価と旨み成分がアップします。その冷凍きのこですが、作る際にポイントを押さえたり、ひと手間くわえることで変色させず保存期間も長くできることがわかりました。こうした知識があるだけでおいしいきのこを食べれるのはうれしいですね。
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