家庭で栽培したきくらげ、生で食べるのも良いですが、乾燥させて保存してもよいです。
たくさん収穫できた場合は、乾燥させておくと長持ちするので良いでしょう。
きくらげの乾燥の方法
自宅できくらげを乾燥させる場合は、日当たりのよい庭やベランダを利用します。
平たいカゴにきくらげをまんべんなく並べて天日干しをし、完全に水分が抜けるまで干します。
少しでも水分が残ってしまうとカビの原因になりますので、様子を見ながら、約2日間天日干しにしましょう。
紫外線をたくさん吸い込んだきくらげのなかで、紫外線はエルゴステロールと結びついてビタミンD2を多く生成します。
100グラム中のビタミンD2の含有量が、かつおが120ug、しらす干しが60ugくらいなのに対し、乾燥きくらげは440ugにもなります。
ビタミンD2は骨や歯を作るカルシウムの働きを助けてくれます。
この栄養価を得るために、天日干しするのをおすすめします。
白いきくらげも乾燥させることができますが、白きくらげは乾燥させると、その白い色や透明感の美しさが損なわれてしまうので、長く保存する目的が無い場合は生で調理するのが勧められているようです。
乾燥きくらげの保存方法と賞味期限
生の状態のきくらげは、常温で最大1週間、冷蔵庫で最大20日間ほどしかもちませんが、乾燥きくらげだとおよそ1年もたせることができます。
ですが、あくまで市販のきくらげの賞味期限ですので、自宅で乾燥させたきくらげは早めに食べるのが良いでしょう。
乾燥きくらげは常温でも保存が可能です。
よく乾燥した場所で保存しましょう。
高温多湿となる夏場は、冷蔵庫の中で保存するようにしましょう。
乾燥きくらげは水中の水分を吸ってしまうので、カビの原因になります。
カビが生えたり、表面にぬめりが出始めたら、当然ですが食べてはいけません。
自宅で乾燥させた場合も、市販の乾燥きくらげと同様に、水やぬるまゆで戻して食べます。
まとめ
天日干しをすると、増える栄養素があることがわかりましたね。
長期保存も可能なので、自家製の乾燥きくらげにチャレンジしてみるのもいいですね。
今のあなたにおすすめの記事