乾燥舞茸を戻す時に、ただ水に浸しておけば良い訳ではないそうです。
では、どうしたら乾燥舞茸を美味しく戻すことが出来るのでしょうか?
乾燥舞茸の美味しい戻し方について、まとめてみました。
乾燥舞茸の美味しい戻し方は?
乾燥舞茸を食べるための戻し方は、なるべく多めの冷水に乾燥舞茸を浸して2時間~3時間くらい冷蔵庫に入れて置くのが良いのですが、時間の無い場合には砂糖をほんの少し入れると浸透圧の働きで戻し時間が短縮されます。
急ぎの場合には、ぬるま湯で戻すこともでき、その場合は20分~30分くらいで戻すことが出来ますが、長時間浸して置くと苦味やえぐみが出てしまいますので注意が必要になります。
水で戻すことによって乾燥舞茸が水を吸って一回り大きくなります。
乾燥舞茸を戻した戻し汁も旨味成分が出て出し汁になりますので、捨てずに料理に使うようにしましょう。
乾燥した舞茸の特徴は?
舞茸を乾燥すると旨味が凝縮されるので、出汁が良く出ます。
干して乾燥させることで、舞茸が放つ香りは生の舞茸よりも一層強くなります。
舞茸は低カロリーで、脂肪分解酵素の成分を豊富に含んでいて、便秘の解消や余分な脂肪分を体外へ排出してくれる効果が期待されています。
さらに、タンパク質・ビタミン類・食物繊維など人間の体に必要な栄養素が含まれていて、その中でも免疫力活性化の働きがあるグルカンと言う成分やエルゴステロールと言うカルシウムの吸収を助けて、骨や筋肉を丈夫にしてくれる成分を多く含んでいることで、医食同源の食材と言われているそうです。
乾燥舞茸のメリットは?
舞茸を乾燥させることでグアニル酸と言う旨味成分が増えるだけではなくて、料理の幅も広がって長期保存も出来て食べたい時にいつでも使えるという大きなメリットがあります。
お味噌汁・お茶・うどん・炊き込みご飯・カレーライスなど乾燥舞茸を入れると、旨味で出て風味豊かな出しが出て美味しくなります。
舞茸酒とは?
少量の舞茸をほんの少しの塩をまぶして炙り熱燗の日本酒に入れて、舞茸のエキスを引き出して飲む舞茸酒と呼ばれるものがあります。
舞茸の味と香りとお酒を楽しめるので、お酒が飲める人やお酒が好きな人は試してみると良いかもしれませんね。
まとめ
舞茸酒のことを知りませんでした。
興味がある方は、是非舞茸酒を試してみてはいかがですか。
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