舞茸を煮たり茹でたりすると汁が黒色になりませんか?
その舞茸の黒い色になる汁は体に良いそうなんですよ。
そこで、舞茸を汁物に入れると黒い色になる理由や舞茸の栄養価についてお伝えします。
汁物に舞茸を入れると汁が黒色になるのはなぜ?
汁物に舞茸を入れると汁が黒色になるのは、ポリフェノール・MXフラクション・MDフラクションなどを含む水溶性の栄養素が豊富に含まれているからです。
舞茸の黒い汁は、血液をさらさらになると言われていて、動脈硬化の予防やアンチエイジングの効果に期待が出来ると言われております。
さらに多糖体の一種であるMXフラクションと言うダイエットに注目の成分と、がん治療にも用いられると言われているMDフラクションと言う成分も含まれています。
これらは水溶性なので、加熱調理で舞茸の水分が出る時に一緒に出て黒い汁になります。
MXフラクションとMDフラクションとは?
MXフラクションと言う成分は、きのこ類の中では舞茸にだけ含まれていそうで、中性脂肪や悪玉コレステロールを分解すると言われています。
MXフラクションの働きは、中性脂肪や悪玉コレステロールを分解することで痩せやすい身体を作るほかに、血糖値を下げることで生活習慣病の改善になり健康的な身体作りにも効果が期待できるそうです。
MDフラクションと言う成分は、免疫力アップや老化予防の効果に期待できると言われています。
舞茸の栄養価は?
舞茸は、ビタミン類・ミネラル・食物繊維豊富で、特に亜鉛・ナイアシン・ビタミンDが多く含まれています。
食物繊維を構成する多糖類βグルカン・マイタケDフラクションの一部は身体の免疫力を高める効果が期待できると言われています。
舞茸に含まれるビタミンは、ビタミンB1・ビタミンB2・プロビタミンDと言われるエルゴステロールという成分が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、糖質を分解してエネルギーにかえる働きがあって、疲労回復やストレス解消などに役立ちます。
ビタミンB2は、動脈硬化・老化防止・タンパク質・脂質・糖質の代謝促進に役立ちます。
エルゴステロールは、紫外線代謝によりビタミンDになりますが、ビタミンDは骨の成長を促す働きがあり、育ち盛りの子供には欠かせないと言われています。
また、骨粗鬆症の予防にも役立つそうです。
まとめ
舞茸はとてもヘルシーなのに体に良い栄養価も含まれていて優秀な食材だと思いました。
これからの寒くなる時期は、鍋物の中に舞茸を入れて食べるとコリコリの食感も最高でたまりませんよね。
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