乾物や干しきのこ、干し野菜などは、何となく栄養があるとは思いますよね。
実際乾燥させたこれらの食品には、どれほどの栄養が含まれているか知っていますか?
もちろん乾燥させる野菜やきのこの種類、栄養素によりますが、生と比べて格段に栄養価が上がるものが多いのです。
この記事では、乾燥させた舞茸の栄養について、まとめていきたいと思います。
乾燥舞茸の栄養
舞茸は生のものをフライパンで炒めたり、汁物などにして食べることは多いですよね。
もちろんそのように食べても舞茸は、とても栄養に優れカロリーが低いことからダイエット食材としても注目されています。
食物繊維も多く含み、便秘の解消などにも効果が期待できるとされていますよね。
さらに栄養価をアップさせるために、乾燥させるという方法があるのです。
乾燥させた舞茸の場合、生を炒めるなどしたときと比べ、たとえば食物繊維なら10倍ほどの栄養になるそうです!
これはとてもすごい数字ですよね。
ビタミンDではおよそ9倍、ビタミンB群もおよそ5倍~という数値があるそうです。
乾燥させると日持ちもしますし、これほど栄養も豊富になります。
また新しい舞茸料理にも挑戦できそうですから、乾燥舞茸、これはおすすめです!
乾燥のさせ方
乾燥舞茸を作るには、スーパーなどで日常売られている、栽培舞茸を用意すれば大丈夫です。
そのままでも良いですが、まんべんなく乾燥しやすいように、適当な大きさに裂いていきます。
裂いた舞茸を、干し野菜用のネットなどに重ならないように広げて並べ、日の当たる風通しの良い場所に吊るしておきましょう。
天気や季節、日照時間などによっても乾燥までの時間は変わりますが、乾物として一定の期間保存する目的であれば、数日間干すことになります。
すぐ調理に使うものであれば、半日ほどでよいようです。
舞茸を天日干し。初めてやってみた(笑) pic.twitter.com/aWGvwklEr2
— 繋ぎ馬 (@cool18c) 2014年10月25日
食べるときの注意
乾燥舞茸はアクが強くなるそうなので、保存用に完全に乾燥させたものはさっと下茹でしてから使うのが良いようです。
まとめ
舞茸は日々の食卓にとても身近で、重宝する食材ですよね。
ただでさえ栄養豊富な舞茸が、乾燥という一手間を加えるだけでこれほど栄養価が上がるとは驚きです。
ぜひ、これからの舞茸料理に取り入れてみたいですね。
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