お鍋に欠かせない人気食材えのきですが、冷蔵庫から出して、いざ使おうとしたとき、かさの部分にぬめりが出ている事ってありませんか?
「ぬめり=腐敗」というイメージがありますが、えのきのかさにぬめりは食べても大丈夫なのでしょうか。
今回はえのきについて、調べてみます。
えのきの「ぬめり」について
新鮮なえのきでも、洗ったりして水分を与えるとかさの部分にぬめりが出ます。
また、えのきは時間が経つとえのき自体から水分がでるため、パックを開けてかさにぬめりが出ているのは、収穫されてから開封するまでに水分が出て、そのためぬめりが出ていることが考えられます。
少々のぬめりなら、十分に火を通せば食べられるでしょう。
しかし、ぬめりが全体に広がっている場合などは注意しましょう。
えのきの腐敗が進むとどうなるでしょうか?
えのきの腐敗が進むとどうなるでしょう。
- 軸やかさの部分にハリが無くなる
- 水分がでて水っぽくなる
- 軸の部分も押すと水分がにじみ出る
- かさの部分がポロポロと取れる
- 酸っぱい臭いがする
- 黄色く変色している
この様な状態の時は十分に注意しましょう。
特に酸っぱい臭いがしている場合は、きのこから出た水分で雑菌が繁殖して異臭がする場合があるので、処分したほうが良いでしょう。
まとめ
えのきを選ぶときは、軸やかさに弾力がありピンとはっているもの、パックの内側に水滴が出ていないもの、きれいな乳白色のものを選ぶようにしましょう。
買ってきたらすぐに冷蔵保存しましょう。
しばらく食べない場合は、いしづきを落として冷凍しましょう。
えのきは、美味しさもさることながら、栄養面でも大変優れており、お通じ改善、ダイエット効果、免疫力アップ効果、習慣病予防効果、さらにはがん予防などにも期待がもたれている優秀な食品です。
年中出回っている便利なお野菜ですので、上手に食事に取り入れたいものですね。
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