えのきはダイエットに効果があると言われて久しいですが、まだご存じない方に、またもう知っている方にも、もう一度、ダイエットに効果的なえのきの摂取の仕方についてポイントをチェックしてみたいと思います。

えのき 減らす 内臓脂肪 落とし方

体に嬉しいえのきの成分

  • 『エノキタケリノール酸』・・・運動をした時に体内に発生する「アドレナリン」と同様の働きがあり、皮下脂肪、内臓脂肪共に燃焼効果があります。
  • 『グアニル酸』・・・細胞の再生等、美肌効果があります。
  • 『キノコキト酸』・・・きのこの中でもえのきに最も多く含むキノコキト酸は、腸まで届いて脂肪の吸収を妨げ、脂肪を便と共に排出させる効果があります。
  • 『食物繊維』・・・胃や腸で水分を吸収して膨らみます。腸を刺激して排便を促し、整腸作用の効果があります。

干しえのきで有用成分を増やす

えのきは、天日に干すことで様々なメリットを生み出すことが出来ます。

  • メリット1・・・『エノキタケリノール酸』は、堅い細胞壁に覆われているので、干すことにより細胞壁を壊し、効果的に吸収できるようになります。また、細かく刻むことも良い方法です。
  • メリット2・・・1~2時間干せば、『ビタミンD』は2倍になります。ビタミンDはカルシウムを体内に吸収するときに必要な栄養素となり、骨粗鬆症に効果があります。
  • メリット3・・・干すことにより、『グアニル酸』は12倍になります。

干しえのきの作り方

  1. えのきは、石づきを落とし、ほぐして並べ、天日に干します。
  2. お天気や湿度にもよりますが、1日~2日天日に干し、仕上げにフライパンでからいりします。
  3. カラカラになったらできあがり。

この状態でビンなどの密閉容器に入れ保存します。

1ヶ月ほどで使い切りましょう。

えのきの摂取方法と摂取量

ここまで見ると、ものすごい成分が含まれるえのきですが、食べれば食べるほど良いという訳ではありません。

えのきは、食べ過ぎると下痢や腹痛を起こすこともあります。

生の状態では150グラム、干した状態では20~30グラムを目安にしましょう。

摂り方としては、なるべく刻んだ状態で一日3食に分けて頂きましょう。

干して細かく刻んだえのき小さじ1杯(5g)を200~300mlの熱湯に入れ30分ほど煮だした(または、そのまま放置)えのき茶は、エノキタケリノール酸を効率的に摂る方法です。

まとめ

干しえのきにする事で、より効果的にえのきの成分を摂ることができると分かりました。

しかしいくらダイエットに高い効果が期待できるえのきを摂っているからといっても、その他で高カロリーなものを食べていては満足のいく効果が得られません。

また、急激なダイエット効果をねらうのではなく、時間をかけてじわじわと脂肪を減らしていくイメージで取り組むと良いでしょう。

食べ過ぎには注意して、バランスのとれた食事を心がけ、健康的なダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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