きのこの中でも、色々なお料理に便利なえのきは、とても人気のある食材ですね。
そんなえのきですが、白くてヒョロリとした姿で、なんだか栄養がなさそうにも思えますが、実際はどうなんでしょうか。
今回は、そんなえのきについて、産地や栄養や保存がどれくらいできるのか、調べてみたいと思います。
えのきについて
エノキタケは、数あるきのこの中の1種で、最も多く生産されており、古くから食されています。
エノキタケは、「なめたけ」や、「ゆきのした」、 「なめすすき」などと呼ばれ、特に食用として「えのき」と略されて出回っています。
えのきの産地は1位の長野県に続き、2位新潟県、3位福岡県となっており、栽培物なので、旬はなく、年間を通じて生産量は安定していますが、特に鍋物の需要が高いため、晩秋から冬にかけての消費量が多いそうです。
天然のものは、冬場にしか採取されません。
えのきの栄養成分について
えのきは、他のきのこに比べてキトグルカン(キノコキトサン)という成分がたくさん含まれていて、体内で油分の吸収を阻害する効果があるため、総コレステロールや中性脂肪の数値が減り、生活習慣病予防に期待できるそうです。
また、脂肪燃焼を促す働きもあるので、ダイエットにも効果が期待できますね。
えのきの保存について
えのきは案外傷みやすいと言えます。
スーパーなどで買ってきて、冷蔵庫で保存するとだいたい3日くらいでしょうか。
長く置くとぬめりが出たり、変色や嫌な臭いがしたり・・・ということもしばしばありますね。
もう少し長く保存したい場合は、冷凍することをお勧めします。
えのきに限らずきのこ類は、冷凍することで、食感は少し落ちるものの、栄養成分はそのままにうまみ成分がアップすると言われています。
まとめ
栄養価も高く、一年中出回るえのきは、上手に保存しながら冬の鍋物以外にも、お味噌汁や煮物など、毎日の食卓に使っていきたいですね。
今のあなたにおすすめの記事