だんだんと寒くなって来ると、お鍋が食卓に登場する日も多くなってくるのではないでしょうか。
そんなお鍋に欠かせない具材の一つにえのき茸がありますね。
そんなえのき茸に天然のものがあるってご存知でしょうか。
またえのき茸の旬はいつでしょうか。
天然のえのき茸ってどんなの?
おなじみの「えのき茸」と言えば、白くて、軸の部分が長くて、かさの部分が小さいものですね。
実は、天然もののえのき茸は、見た目がまるで違います。
かさは大きめで軸は短かく、色も薄い黄色~黄褐色のものなど、天然ものは寄生する木により姿や形、色まで違ってきます。
真っ白な栽培ものとは同じえのき茸とは思えないルックスですね。
また味も全然違うそうです。
天然えのき茸の旬は?
天然のえのき茸は、晩秋から翌春にかけて発生します。
晩秋から冬の低温と乾燥を繰り返しながら少しずつ育ちます。
1ヶ月くらいかけて育つものもあるらしく、貴重なきのこなのだなと思います。
乾燥したえのき茸は、カラカラの乾物のようになりますが、雨にあたるとまた元に戻り、成長を続けるというから驚きです。
雪が積もる真冬から雪解けにかけて、雪の下からえのき茸が顔をのぞかせる様子から『ユキノシタ』とも呼ばれます。
雪解けの時期になると、水分がきのこにあたり、えのき茸が黒くなり、気温が上がり春の到来を感じる頃にはえのき茸の時期も終わります。
天然のきのこは注意が必要
ご存知の通り、きのこには猛毒のものもあり、天然のきのこを採取し食べる時には、細心の注意が必要です。
えのき茸も同じく、『ニガクリタケ』というそっくりな毒きのこがあります。
時々ベテランの方でも毒きのこの被害に遭ったというニュースを耳にすることもあります。
きのこ狩りをするときには、気を付けましょう。
まとめ
栽培ものの白いえのき茸は、美味しい軸の部分が多くなるように品種改良されたものだそうです。
最近では、色が茶色っぽい『ブラウンえのき』というものも出回ってきており、白いえのきに比べて、強い甘みと歯ごたえもあり、人気が出てきているようです。
天然ものは貴重でなかなかお見かけしませんが、一度食べてみたいと思いました。
お鍋の美味しい季節、色々なきのこを食べてみたいですね。
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