中華料理の木須肉(ムーシューロウ)などにはいっているきくらげ、コリコリぷるぷるの触感が楽しく、美味しいですよね。

「きくらげ」はその名前とぷるぷるした黒い見た目から、海藻類と勘違いする方も多いかもしれませんが、立派なきのこの仲間です。

ちなみに、漢字では「木耳」と書きます。

読みにくい漢字ですので、スーパー等で売る場合の商品名は、「きくらげ」「キクラゲ」となっている場合がほとんどです。

きくらげとは

きくらげ きのこ 海藻

きくらげは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコで、広葉樹の倒木や、枯れた枝に発生することが多いです。

木に発生するので、キノコなのです。

間違っても海では獲れません。

食感はくらげに似ていて、木に生え、そして耳に見えるため「木耳」と言うといわれています。

きくらげは、形が不規則で、円盤状のものや、耳のような形をしているものなど、バリエーションに富んでいるのが特徴です。

一般的に食用品として出回っているきくらげは、シロキクラゲ科シロキクラゲ族も含む、キクラゲ類の総称です。

主に乾燥させて流通していて、調理するときに水でもとに戻します。

生のきくらげは、乾燥品よりも弾力性と歯ごたえがあります。

日本で生で出荷されているものは、鹿児島県産のものが主です。

きくらげは主に中華料理、豚骨ラーメンなどの具として日本でもおなじみです。

主に炒め物に使用されます。

ビタミンB、食物繊維、鉄分が豊富で、多くの効能が期待できます。

中国産のものは乾燥させた状態で日本に輸入されてきますが、中国の市場ではすぐに使える水で戻したきくらげも売られているようです。

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きくらげの栽培

きくらげは枯れ木に発生するきのこなので、栽培する難易度はやや高いです。

栽培用のキットも売られていますが、それでも失敗するという例が少なくないそうです。

春から秋にかけてが収穫期で、栽培の適温は18度~28度と言われているため、耐寒性はほとんどなく、暑すぎる地方でも栽培は向きません。

まとめ

きくらげは海藻ではなく、きのこだということがわかりましたね。

豊富な栄養素をたくさん含むきくらげですが、栽培は難しいようです。

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