舞茸を調理に使うときに、どこまで食べられるの?どう切れば良いのだろう?と思ったことがあるのではないでしょうか。
そんな疑問を解決出来るように、説明していきたいと思います。
舞茸はどこまで食べられる?
舞茸は可食部100%で、茶色のカサの部分はもちろんのこと白い茎の部分も石づきが無いのでそのまま全て食べることが出来ます。
捨てるところがありません。
舞茸と石づきの切り方は?
舞茸の切り方は、大きければざっくり手で割きます。
菌床栽培なら石づきはありませんが、根元が固くて木の年輪のように層がなってる部分があれば切り落とします。
手で食べやすい大きさの小房に分けます。
舞茸の選びは?
カサの部分が肉厚で光沢があり、触るとパリッと折れそうなものが新鮮な舞茸です。
クキの部分が真っ白で弾力のあるものを選びましょう。
小さく一株ごとになったものと、大株を切り分けたものが売られていますが、小株のものは小さい分カサの部分が薄い傾向があるように感じられます。
コリコリとした食感を楽しみたい場合には、大株の舞茸を選ぶようにした方が良いでしょう。
鮮度が落ちると、カサが湿ったようにしなびてきます。
舞茸の保存方法は?
舞茸が乾燥してしまわないように、新聞紙などに包んでジップロックなどの密封出来る保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存して、3日~4日めでに使い切るようにしましょう。
直ぐに使い切れない場合には、根元が固くて木の年輪のように層になっている部分を切り落として、使いやすい大きさにした状態でジップロックなどの保存袋に入れて冷凍保存します。
使う場合には凍ったまま調理します。
舞茸と近縁のきのこは?
舞茸と近縁のきのこには、
- シロマイタケ
舞茸と同属の菌に日本固有種で舞茸よりも発生時期が10日くらい早くて、カサの色が白または黄白のシロマイタケがあります。
肉質が舞茸よりもろくて歯切れは良くないです。
- トンビマイタケ
ミズナラなどのナラ類に多い舞茸に対してブナに寄生することが多いです。
子実体は舞茸型ですが、半円形の大型のカサを広げます。
成熟するにつれ固くなる傾向がありますが、秋田県では乾燥した成菌をきりたんぽの出汁としてよく利用しています。
- チョレイマイタケ
ブナ林・ミズナラ林などの伐採跡地の地下10cmくらいの所に宿主根に沿って固い菌核を形成して、舞茸型の子実体を生じます。
この菌核は猪苓〈ちょれい〉と呼ばれていて、日本薬局方に収録されている生薬です。
などがあります。
まとめ
疑問は解決出来たでしょうか?
舞茸はほとんど捨てるところ無く全て食べられるだなんて、ゴミが出なくてエコな食べ物と言えますよね。
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