お鍋のおいしい季節しなってきました。お鍋に欠かせないものと言えば「きのこ」です。そのきのこを美味しくしかも栄養価をうまく摂取できたら最高ですよね。

きのこ 種類 栄養 鍋 庭

鍋に合うきのこの種類

・シイタケ

シイタケはビタミンB1、B2などのビタミンやミネラル類を幅広く含んでいます。ビタミンDとナイアシン、グアニル酸やグルタミン酸などのうまみ成分、きのこ特有の多糖体、食物繊維を多く含みます。特にビタミンDは免疫力をアップさせてくれる優れものの栄養素です。

このビタミンDを効率よく摂取するためには、天日干しした干しシイタケがベストになります。市販されている干しシイタケは機械で乾燥させたものが多ので注意しましょう。生シイタケを30分~1時間日光に当てた後に使用するとビタミンDが増加するので、調理前に生シイタケを自宅で日光浴させたものが一番効率よく栄養を摂取できます。こうした「ひと手間」で栄養価がアップできるのはよいですよね。

・マイタケ

マイタケには、カリウム、亜鉛、ビタミンD、ナイアシン、食物繊維、多糖類など多種にわたる栄養成分が含まれています。なかでも、特筆すべき栄養成分は多糖類であるβ-グルカンです。βグルカンはシイタケ・シメジなどにも含まれてますが、マイタケのβグルカンは化学構造が全く異なるものでMD-フラクションと呼ばれています。これはすでに抗がん剤として出回っています。なので抗がん剤治療の際にマイタケを併用すると制がん効果がアップするだけでなく、副作用を抑制する効果があります。このMDフラクションは加熱しても効果が変わらないので、鍋料理にぴったりだと言えます。

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・エノキダケ

鍋と言えばかかせないのがエノキダケですよね。エノキダケにはビタミンB1やB2、ナイアシン、食物繊維が豊富に含まれています。特筆すべきはエノキダケだけに含まれる、その名もエノキタケリノール酸という成分です。これは脂肪分解に役立ちます。しかもエノキダケ自体低カロリーですので、ダイエットをしている方におすすめです。

まとめ

秋は行楽シーズンです。スーパーなどでバーベキューセットや大鍋の無料貸し出しがあります。大鍋を借りてきてお庭で「きのこ鍋」パーティーなどいかがでしょうか?当然〆は「おじや」で、おつゆに溶けだした栄養素もしっかり摂取してしまいましょう。その際にお庭に生えているきのこを入れないように注意しましょうね。

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