健康診断などで偶然発見される糖尿病は、サイレント・キラーと呼ばれるほど自覚症状がないため大変な合併症を引き起こすまで気づかないで過ごす方が多いようです。

しめじ エノキ 糖尿病

なぜ糖尿病になるのか

現在では、全国の糖尿病患者と糖尿病予備軍の合計が約2050万人ほどおり国民の6人に1人と言うデーターがあらわれているほど現代の習慣病としては代表的な病です。

実は平安時代に紫式部が書いた源氏物語の主人公のモデルとされた菅原道長もこの病で苦しんだと言われています。

道長の歌の中に「この世をば わが世とぞ思う 望月の欠けたることもなしと思えば 」(小右記))。

「世の中のすべては私(道長)のためのあるようなものだ 私の心はこの満月のように何も足りない物などない」と言う事です。

この有名な望月の歌を詠んだ年のころから体調を崩し始めたと言われています。

結局、子供にも先立たれ、孤独と病に苦しみ62歳で生涯を終えるわけですが、その病が現代病でもある糖尿病だったと言われています。

つまり、庶民よりも貴族の食生活は豊かであったが為に栄養の摂り過ぎが一つの原因だとも言えます。

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糖尿病の3大合併症にシメジとエリンギはどんな関係があるのだろう?

糖尿病は、インスリンの分泌と働きが悪く、血中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなり、放置してしまう事でいろいろ様々な合併症を引き起こしてしまいます。

また初期段階ではほとんど自覚症状がなくサイレント・キラーと呼ばれるほど恐ろしい病です。

合併症の代表的なものとしては3大合併症がありますが、先ずは神経障害(し)、網膜症(め・眼)、腎症(じ)その頭文字をとって「し・め・じ」とされています。

これらは、微小血管や細い血管の障害によって現れる糖尿病の副作用として注意しなければなりません。

更にこれを放っておくことで恐ろしい合併症が現れます。

足の指などに血液が送られずに起きる壊疽(え)、また脳梗塞(の)、虚血性心疾患或いは狭心症(き)がありその頭文字をとって「え・の・き」とされています。

これらは即、命の危険性があるので特に注意が必要です。

また糖尿病はこのほかにも癌や睡眠不足、うつ病、認知症、ED(勃起障害)、歯周病など等きりがないほどのリスクが高まるため注意が必要です。

しかし糖尿病は食事療法と運動療法で改善されるので毎日の心がけが大切であると言えますね。

まとめ

キノコ類のシメジやエリンギは低カロリーである食材の為、糖尿病の食事療法にはよく利用されることが多いので、是非試してみてはいかがでしょうか。

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