中華料理などで見かけるきくらげ。
日本ではどのくらい生産されているのでしょうか?
調べてみました。
国産のきくらげ
日本で消費されるきくらげのほとんどは、中国から輸入されてくる、乾燥させたものです。
しかも、国産品は日本にあるきくらげのたった1~2パーセント程度なんだそうです。
国産のきくらげは、乾燥させたものはもちろん、生のきくらげもあります。
国内ではあちこちで生産されていますが、生産戸数は少なく、安定して収穫されているとは言いにくいです。
きくらげの生産量はどこが多い?
国産のきくらげには、乾燥きくらげと、生のきくらげがあります。
インターネット通販等では、北海道や熊本などのきくらげを目にしますが、その場所以外でも各地のきくらげが存在します。
それでは、日本できくらげが生産されているのはどこなのでしょうか。
ある年の収穫量のランキングを見てみましょう。
1位 北海道 64トン
2位 熊本県 57トン
3位 鹿児島県 34トン
4位 新潟県 33トン
5位 群馬県 32トン
子の下に栃木、三重と続きますが、10位に沖縄県もランクインしています。
よって北は北海道から南は沖縄まで、日本全国で収穫されていることが分かります。
それでも、日本にあるきくらげの1~2パーセントほどだというので驚きです
ちなみに乾燥きくらげは水やお湯で戻してから調理に使うため、乾燥状態よりも戻した時のほうが量が多いです。
水分を含んで大きく膨張するので、初めて見る人はおどろくでしょう。
乾燥きくらげは、水でもどすと約10倍に膨らむので、乾燥きくらげの重さはその分を換算します。
国内のきくらげの消費量
国内生産率の低いきくらげですが、国内での消費量はなんと「なめこ」と同等の規模だと言われています。
食卓ではなめこの方が多く見かけるという方が多いと思うので、意外に思うかもしれません。。
なめこは日本の家庭で、味噌汁などに多く使われるためにスーパーで購入されることが多いのに比べて、きくらげは中華料理店などで既に調理されているものを目にすることが多いためでしょう。
スーパーで直接購入する機会の少ないきくらげは、産地を気にする機会も少ないと言えるかもしれません。
まとめ
日本全国できくらげが収穫されていることがわかりました。
それと同時に、日本で食べられているきくらげのほとんどが中国産だということもわかりました。
今後、少しでも生産が増えて自給率が上がると良いですね。
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