ここ数年のうちに耳にする機会が増えた、ひらたけというきのこをご存知でしょうか?
記録によると、実は古くから食されていた記述があり、日本人にとてもなじみの深いきのこなのです。
それでは、ひらたけの産地や生産量はいったいどこが占めているのでしょう。
ひらたけ生産量について
調べた範囲で最も新しい平成28年のデータを元に話していきます。
日本全国で、ひらたけは約3,400tも生産されており、前年比の約1.1倍となっています。
比較のために平成27年、平成26年、平成25年の生産量も遡ってみていきます。
平成27年は約3,200t、平成26年は約2,300t、平成25年は2,300tとなっています。
これが示すように年を経るごとに、ひらたけの生産量はだんだんと増加していることが分かります。
つまり、ひらたけの認知度が広まるにつれてその需要も拡大していると推察されます。
平成29年の統計は出ていませんが、おそらく平成28年を上回ることでしょう。
生産量ベスト3は?
ひらたけの生産地はと問われて、パッと頭に答えが浮かぶ人はほとんどいないと思います。
それだけ多くの人に周知されている情報ではありませんが、大切なことですので紹介していきます。
第3位は茨城県で約300t、第2位は長野県で約700t、そして第1位は新潟県で1,400tと群を抜いて力を入れています。
シェア率で見ていくと、茨城県は全体の約9%、長野県は約20%、新潟県にいたってはなんと約41%を誇ります。
そして、上位2県だけでなんと驚くことに全体のシェア率の約60%を占めることになります。
ですから、あなたがスーパーで見かけるひらたけは、もしかしたらこれらのいずれかが産地である可能性が高いかもしれません。
ちなみに、私が「霜降りひらたけ」をスーパーで購入した際は、シェア率2位を誇る長野県産でした。
まとめ
ひらたけの全国的な生産量は、年々増加傾向にあることが分かりました。
生産が最も盛んなのは、新潟県、次いで、長野県、茨城県となっています。
新潟県の生産量だけでシェア率40%という数字を叩き出しています。
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