寒い季節が近づくにつれ、安くて身も心もポカポカになる鍋料理が好まれます。
その際に脇役として欠かせないのが、きのこ類です。
椎茸やえのきは定番ですが、それに加えて、ひらたけを利用されることをおすすめします。
鍋をする際に、ひらたけをどう切れば食べやすいの?
では、そもそも「ひらたけ」ってどんなきのこなのでしょうか?
また、調理をする際に、どんなことに注意すればいいのでしょうか?
これらの疑問点について、紹介していきたいと思います。
ひらたけって、いったいどんなきのこなの?
世界中の温帯の山林でよく目にすることができるきのこで、広葉樹の切り株などに折り重なるようにして発生しています。
とっくりのような軸の上に水平な灰褐色のカサをもつ、きのこの典型的なものです。
他のきのこに比べると、軸の部分(傘から下)が短いのが大きな特徴です。
スーパーで見かけるものは、人工的に栽培されたものが主で、天然ものに出合うことはまれです。
味も香りも淡泊なため、汁物、鍋物、炊き込みご飯など、その利用用途も多彩です。
毒きのこの「つきよたけ」と似ているため勘違いされることがありますが、軸を裂くと黒い斑点を確認することができます。
鍋料理に向く下ごしらえの仕方は?
買ってきたひらたけをまな板の上に置き、いしづきの部分を包丁で切り落とします。
この後は、食べる人の好みによって切り方を変えてください。
ひらたけの食感を余すことなく堪能したい場合は、2本~3本ずつを包丁で切ったり、手で切り離したりします。
幼い子どもさんや高齢の方がいる場合は、1本ずつの小房に分けるようにするようにしましょう。
ひらたけは、出汁の旨味をじっくりと吸い込んでくれますので、きのこ本来の旨味と出汁の旨味の両方を楽しめます。
カレーやシチューなどの洋風の煮込み料理に使う場合も同じような切り方をすれば大丈夫です。
炒め物などに使う場合は、1本ずつバラバラにした方が見栄えがよくなります。
まとめ
ひらたけは、日本だけではなく、世界各地でも自生しているきのこの1つです。
日本では食用にするために人工栽培されていますが、軸の長さが短く、どの世代にとっても食べやすいです。
ひらたけの下ごしらえする際は、いしづきを切り、食べる人の好みに合わせて切り分けるだけで大丈夫です。
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