虫食いの松茸は食べられます。
そうは言っても、クリーンな野菜ばかりが並ぶ今、野菜に虫がついていただけで、あってはならないことのように驚きます。
でも、虫がついていない野菜のほうが怖い気がします。
自然な美味しい野菜は虫にも好かれるのは仕方がないことですね。
キノコについている虫は食べてしまっても問題ないのですが、たくさんいると、やはり虫出しが必要です。
あまり気持ちの良いものではありませんから。
松茸の虫の処理
松茸を購入するときには柄を触ってみます。
ブカブカしていたら虫がいます。
たくさんいる可能性があります。
また全体をくまなく見て、黒い点々や穴があれば、そこから虫が入っています。
松茸の虫のなかに白い2ミリサイズの虫がいます。
よく見ないと見えにくいので、注意深く観察します。
松茸の虫出しは、2ℓの水に大さじ1くらいの塩を溶かして塩水をつくり、松茸を浸します。
虫が出てきます。
たくさん出るようでしたら少し長めに浸しておきます。
明らかに虫がいる場合は石づきを削ってから、縦半分に切ります。
それから塩水につけて、ペーパータオルで拭き取り炒めものや煮物に使います。
さらに、虫がわさわさ出てきたら仕方がありません。
料理に合わせて、スライスするか、縦に裂き虫を全て出します。
味は落ちますが、致し方ありません。
虫の入った松茸を美味しくいただく
虫食いの松茸はかき揚げにすれば、完全なる熱処理で虫などが気にならなくなります。
松茸の味だけ楽しみたいなら天ぷらにします。
お吸い物は虫つきの場合はあまりお勧めできません。
目立たなくする意味でも天ぷら、かき揚げ、すき焼きもいいですね。
@ypa38 岩手の松茸!大きい!
でも、中が虫のマンションになってて塩水で追い出してる…
香りが飛ぶ〜(>_<) pic.twitter.com/dAxj5xi6s9— ちくりん (@loxul) 2015年9月19日
まとめ
いくら虫が入っていようが、捨てるのはもったいですよね。
松茸の虫は害はないと言っても味も風味も、水につけた時点で落ちてしまいます。
でも食べます。
松茸ご飯や茶碗蒸しは味と香りが命ですから、ひどい虫食いならせいぜい天ぷらといきましょうか。
ただ、変な匂いがする松茸で変色もある場合は腐っています。
腐った松茸はためらうことなく廃棄して下さい。
腐った松茸には毒性があり食中毒を起こしますから、廃棄するしか方法がありません。
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