キノコのおいしい季節といえば、秋ですね。
山は紅葉がきれいな季節で、散策を兼ねたキノコ狩りなど楽しい行事です。
天然なめこの見分け方
なめこはブナやナラの木に生えるので、雑木林でもブナ、ナラがあれば生えているようです。
枯れた木や枯れて倒れている木、切株などに群生しています。
ゼラチンに覆われたような茶褐色の傘が特徴で、大きいなめこはソフトボールくらいの大きさがあるそうです。
キノコは似た形や大きさの毒キノコが多いので注意してください。
毒キノコに注意!!
キノコ全体に言えることですが、毒キノコには注意しましょう。
なめこに似ている毒キノコで代表的なものはコレラタケ、ニガクリタケなど。
お腹が痛くなる程度だから大丈夫なんてことはなく、命に係わる毒を持ったキノコもあるので、よく知った人と採集に行くのが鉄則です。
コレラタケは食べるとコレラに罹患した症状が出て、命を落とす可能性もあります。
元は違う名前だったのですが、コレラに似た症状が出るのと、注意を促すためにと名前をコレラタケと替えられた経緯があります。
よく知った人と行くのは鉄則ですが、専門家でも迷うことがあるそうです。
よく分からないと思ったら採取をやめる、採ってきたものでも捨てるというのが安全なキノコ狩りでしょう。
おいしい時期は
10月から11月で、雪が降るころまで見かけます。
これも地域によって違ってきます。
9月からが旬という地域もあります。
紅葉の時期と重なるようです。
処理方法
キノコは洗ってはいけないとよく言われますが、天然ものに限っては洗わなくてはいけません。
なぜなら、ゴミや枯草が付いているからです。
虫が食っているときもあります。
ほとんど害虫はいないようですが、タデ食う虫も好き好きとかで、キノコを食べる虫もいますね。
洗うと言っても、タワシでごしごしする必要はないです。
水で洗う前に軸を切ります。
売っているなめこには軸が付いているものが多いですが、天然もののなめこは軸が硬くて食べられないそうです。
水を張ったボールなどにいれ、取れなかったゴミを取ります。
何度か水を替えていると、ぬめりも弱くなってゴミも取れやすくなります。
塩水にしばらく漬けて、虫抜きをします。
苦しくなった虫が出てくるので、さっとすすいで水を切ります。
きれいになったなめこを冷蔵庫で半日ほど寝かせると、さらにつやつやになってなめこらしくなります。
まとめ
キノコは我が家の庭にも、サルノコシカケやら、真っ白で小さなマッタケのようなキノコが生えることがあります。
見ていてかわいい楽しいものなのですが、さて、食するとなるとどうでしょうか。
毒のあるキノコは色が派手とかいうのは間違いらしいので、あやしい、分からないキノコは絶対に食べてはいけないものです。
楽しいキノコ狩りも、気を付けてあぶないキノコに痛めつけられないようにしてください。
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