キノコが健康に良いと言われてから、スーパーに珍しい種類が並ぶのを見るようになりました。
どちらも「ヒラタケ」って名前が付いていますが、同じ種類なのでしょうか?
名前が異なっているということは、どこかに違いがあるのでしょう。
ヒラタケとオオヒラタケって何がどう違うの?その特徴は?
そこで今回は、この2つのキノコの違いについて調べていきたいと思います。
さあ、どんな特徴がそれぞれあるのかとても楽しみです。
ヒラタケってどんなキノコ?
カサが平らなキノコで、広葉樹が枯れたところに発生しているため、周年を通して見られます。
カサの色は灰褐色や薄暗いグレーをしており、ほとんど軸がないに近いことで有名です。
だんだんと生長するにつれカサは5㎝~10㎝くらいに開き、お互いが重なるようにしています。
市場に流通しているものは、菌床栽培されたもので、噛みごたえや旨味が強く、淡泊なためどんな料理とも合わせやすい特徴があります。
日本国内では、静岡県、長野県、新潟県の順に生産量が多いそうです。
余談ですが、海外では生長したカサの状態が牡蠣にそっくりなことから「oyster mushroom」と呼ばれています。
オオヒラタケってどんなキノコ?
国内にも自生しており、夏の初めから秋の初めにかけてケヤキ、ポプラ、プラタナスなどの枯れ木、切り株などから発生します。
その名の通りヒラタケよりも、大きいのが特徴です。
オオヒラタケに近い仲間のクロアワビタケの方が、市場には流通している傾向があります。
ヒラタケと同様に独特の香りやクセはなく、アワビに似た食感がとても美味しいと言われています。
和、洋、中とどんな料理とも合いますが、油を使う料理との相性が良いため天ぷらにするとその醍醐味を味わうことができます。
他のキノコと比べると水分の量が少ないため、とても日持ちすることも大きな特徴の1つです。
まとめ
ヒラタケもオオヒラタケも日本国内において自生していますが、流通しているものは菌床栽培されたものが多いです。
違いはヒラタケよりも大きなことと、自生している期間が2ヶ月間と短いことです。
ヒラタケは食べたことがありますが、オオヒラタケは機会があればチャレンジしてみたいです。
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