昨年は松茸をたくさん頂いたので、乾燥松茸にして保存しました。
翌年、少しづつ戻して、色々試してみました。
味も香りも抜けてしまいますが、やはりそこは松茸、戻し汁も使ってしばらく楽しめました。
贅沢な気分は、食感が松茸なので味わうことができますよ。
干し松茸を作るとき、松茸が余分にあれば、ひとつは厚めに、ひとつは薄いスライスにしておくと使い分けができます。
今年は松茸は我が家にはやって来ませんでしたので、輸入松茸になりました。
松茸を乾燥させる
保存用の松茸を選別します。
虫食いのないきれいな状態のものは、もちろんそのまま今夜の夕食に食べます。
選別も兼ねて、石づきを削ります。
石づきには、雑菌がはいりやすいのです。
虫食いがあるものは2ミリほどの薄切りにして、水に晒して虫を出します。
2、30分つけたら、水を変えて水の中でさっさとすすぎ、ザルに上げます。
ザルでよく水を切り、更にペーパータオルか、乾いたふきんに包み、水気をとります。
干し台に広げるか、少量ならザルのまま風通しの良い場所で、天日に干します。
干しシイタケや切り干し大根のようにからからになったら完成です。
干し松茸の戻し方
密閉容器に水をはり乾燥松茸を入れて、冷蔵庫で戻します。
1時間程で戻ります。
戻したあとは、味噌汁に入れたり、炒めものにしたり、かき揚げにしたり、とても便利に使えます。
味や香りはもはや松茸とは言えませんが、食感はなかなかです。
松茸ご飯にする場合は炊き込みではなく、油揚げやこんにゃく、人参などと煮て混ぜごはんにした方が、美味しく食べられます。
まとめ
干物用の干しカゴが販売されています。
魚の干物や乾燥フルーツ、乾燥野菜、一年中便利に使えます。
虫除けのネットがついていて、ファスナーで出し入れします。
イカは洗濯バサミで留めて干します。
風通しの良い場所だと、生干しなら一日で、完全に干し上がるまで3日から4日かかる場合もあります。
一日で干し上がらない場合は、一度とり込み、翌朝にまた干します。
自分で手塩にかけると美味しさもひとしおです。
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