味噌汁の具材として定番のなめこはヌメリガあることが特徴的ですが、このヌメリの成分は、サトイモやオクラに含まれるものと同じ成分であることをご存知でしたか。
なめこについて
なめこは、モエギタケ科スギタケ属のキノコの1種で原産国は日本や台湾となっており、ブナやナラなどの広葉樹の枯れ木や切株に群生します。
日本では、昭和初期まで天然のなめこを食べるのが主だったが、大正時代頃からは原木による人工栽培がおこなわれるようになり、第二次世界大戦後には、オガクズ栽培による菌床栽培のものが主流となりました。
独特のヌメリガ特徴的であるなめこ(滑子)は、ヌルヌルとした感触から「滑らっこ(ヌメラッコ」と言われ、そのまま「なめこ」に変化して呼ばれるようになったと言われます。
また可愛らしい形からスマートフォンのゲームアプリのキャラクターにもなり子供たちの間ではなめこの味噌汁以上に人気があります。
シメジとの違いについて
なめこは、シメジと比べて先ず食感が違います。
なめこの傘の部分や全体がヌメヌメしていることも特徴的です。
また水で洗ってもそのヌメヌメ感は消えません。
なめこもキノコの仲間であることから栄養成分は、シメジや他のキノコと同じものが含まれており、ダイエットや美肌効果以外にも腸内環境の改善や免疫力の向上効果に期待が持てます。
また、なめこに含まれるヌメヌメの成分はオクラやサトイモなどに含まれる同じ成分で食物繊維の一種です。
タンパク質や脂肪の吸収を助け粘膜の保護をして損傷を防ぐ効果があると言われております。
また肝臓や腎臓の機能を高める効果があり、二日酔いを解消する効果も期待できます。
何でもないなめこのお味噌汁に隠れたパワーが潜んでいたのですね。
まとめ
キノコの栄養成分以外にもタンパク質を吸収する働きを持つんですね。ネバネバの成分な人間の体には必要な成分であり、これを多く含むなめこには敬服したい気持ちです。
特にお酒を飲む事の多い時期には夜はウコン、朝はなめこ汁と憶えておきたいものです。
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