しめじの下ごしらえのときに根元の部分に白い物や緑の物を見かけることも度々あるのではないでしょうか?
洗えば食べられるかなぁと悩むこともしばしば。
そんな疑問についてです。
洗わなくても大丈夫!
石づきの部分や石づきの少し上の部分に白いフワフワしたものを見かけて、カビが全体にまわって食べれないからと勘違いして捨ててしまったということもあると思います。
白い物の正体はしめじ本体から出ているものなので、洗わなくても食べれるもので問題はありません。
気中菌糸というもので、しめじが自分自身の胞子をばら撒いているんです。
なのであの白い綿のようなものは、しめじそのものと考えれば体には何の害もありません。
どうしても気持ちが悪いと感じるときは水で軽く洗い流しても大丈夫ですが、きのこ類は水に弱い性質ですので香りや味を大切に活かすためにもそのまま使うことが望ましいでしょう。
または、ご家庭にあるキッチンペーパーでふき取ると綺麗に白い綿は取れます。
青い物が付着していたら注意!
ごくまれに青いものを見かけることもあるかと思いますが、たいていの場合青カビの可能性が高いので処分したほうが良いです。
栽培している途中の段階で、しめじを並べている生育棚に付着している藻が着くこともありますが、可能性としては低いと考えられます。
下ごしらえ次第でおいしく食べれる!
一般的にはしめじを半分に割って、石づき部分を三角形に包丁で切り落とすという手早く簡単な方法の下ごしらえが多いと思います。
しかし、少し手間加えるだけで、より食感と風味が増していい方法があるのはご存知でしたか?
最初の段階で1株を何株かに小分けします。
1パック12株程度で分ければOKです。
それから分けた株の根元の部分を包丁で切り落とします。
根元がスッキリと切り落とされたしめじを数本づつに手で裂けば下ごしらえの完成です。
まとめ
水分をあまり与えずに下ごしらえして、香りも味もベストな状態で調理して、おいしいしめじ料理をつくりましょう。
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