最近、ブナピーの名前で真っ白いキノコが陳列されているのを見ますが、これはホクト株式会社の登録商標でホクトオリジナルのホワイトブナシメジです。

またブナピーはブナシメジの品種改良であることをご存知でしたか。

ブナピー しめじ 違い

ブナピーについて

かつてほんしめじの名前で売られていたのは、ヒラタケ科ヒラタケ属のヒラタケであり、シメジとは全く別品種のキノコでした。

その後栽培しやすく日持ちの良いことからブナシメジがシメジとして長い事スーパーのキノコ陳列棚を独占していました。

それ以来ヒラタケの姿は市場では見る事は無くなったようです。

そして2002年、ホクト株式会社はブナシメジを品種改良したブナピーを7月10日に発売開始したと言う事です。

つまり、ブナピーはホクト株式会社が開発した登録商標であり、それが「ホワイトブナシメジ」なのです。

ブナシメジよりもクセはなく苦味がない上、甘さもあることから子供たちからも人気があります。

また、血中コレステロールを低下させて動脈硬化を抑制する効果も期待できることが実験でも立証されました。

生のブナピーは真っ白い色をしてますが、加熱すると全体がクリーム色になり食感もツルン、プルンと今までのブナシメジとは若干違います。

淡泊な味であるためどんな料理にも合う事から人気のあるキノコです。

ちなみに名前の由来が気になりますが、ブナピーを食べたときの食感が「プルン・プルン」とする為、「プルン」の「プ」=「P」をとってブナピーと呼ぶようです。

またCMなどでもご覧になった方は多いと思いますが、ブナピーのキャラクターが登場してます。

ブナピーは「ブナシメジの親戚で趣味はポエムを書くことだそうです。また白馬に乗った王子様が本当に迎えに来ると信じているような夢見る女の子」と言う設定のようですが、こんなところも子供たちに人気があるのでしょうね。

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ヒラタケやほんしめじはもう市場には出てこないのだろうか

ブナピーが開発されてからヒラタケも再度市場に出るようになり、栽培不可能とされていたほんしめじも人工栽培に成功し、最近では大黒シメジやほんしめじとして堂々と市場に流通するようになりました。

今までのややこしい名称は改善されて各々が主張できるようになったと言う事です。

まとめ

数々のキノコが品種改良によって市場に広く流通しており、栄養面での違いもなく私たちの健康維持や美容などに役立つ効果を持っています。

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