ドライフルーツや干し椎茸など乾燥した果物や野菜は、乾燥することによって旨味が凝縮して栄養価も高まるメリットもあります。
干し椎茸のように舞茸も乾燥することが出来ます。
家庭でも簡単に乾燥舞茸を作ってみましょう。
乾燥舞茸の作り方は?
舞茸は虫がつきやすいきのこなので、自家栽培や原木栽培の舞茸を乾燥舞茸にする場合には、濃度5%くらいの食塩水に30分くらい浸して虫抜きしてから、乾燥舞茸に使うと良いです。
スーパーなどのお店で売っている舞茸でも乾燥舞茸を作ることが出来ます。
乾燥舞茸の作り方は、舞茸が乾燥しやすいように適当な大きさに割きます。
適当な大きさに割いた舞茸を、ざるや干し野菜ネットなどに重ならないように太陽の光がまんべんなく当たるように広げ並べたら、太陽がよく当たり風通しの良い場所に置き日光に当てて干し、時々裏返して両面を干すようにしましょう。
乾燥舞茸が完成する目安としては、保存用の場合およそ2日~5日間くらいで調理用の場合およそ4時間~半日くらいです。
乾燥舞茸の出来上がりの様子は、保存用は全体が茶色になり、水分が全部飛んだ状態になります。
調理用はほんのりといろが変わって香りが強くなります。
表面が少し乾燥し全体にしっとりした感じになります。
さっと水洗いすればそのまま料理に使えます。
舞茸は乾燥するとアクが強くなるので調理する時には、さっと水洗いをしてぬるま湯で10分~20分くらい戻した後、5分くらい下茹でしてから使うと良いです。
乾燥舞茸の特徴と栄養価は?
舞茸の特徴は、ふわっと香る舞茸の香りとコリコリした食感です。
舞茸を干して乾燥させることで、舞茸が放つ香りがより一層強くなり、生の舞茸とは違った食感へと変わります。
舞茸の栄養価は、古来から舞茸は漢方薬の材料として使われているほど栄養豊富なきのこです。
きのこでは舞茸のみに含まれている成分のMDフラクションとMXフラクションによって、免疫力を向上させる働きとコレステロールの吸収を抑える働きが期待できます。
食物繊維が豊富に含まれているので、体内の老廃物の排出を助ける働きも期待できます。
乾燥舞茸の保存と調理方法は?
乾燥舞茸の保存方法は、ジップロックなどの保存袋や保存容器に乾燥剤を入れて調理用は冷蔵庫でおよそ4日くらい、保存用のは常温でおよそ3週間保存が可能です。
乾燥舞茸の調理方法は、保存用のは炊き込みご飯や鍋物の具材に最適です。
調理用のは炒め物や天ぷらの具材に最適です。
まとめ
乾燥舞茸は長期保存も可能だし、調理方法も炊き込みご飯や鍋物に使え重宝しそうだと思います。
乾燥舞茸の作り方も簡単なので、是非チャレンジしてみて下さい。
今のあなたにおすすめの記事