舞茸を買って冷蔵庫に入れて置いてうっかり忘れてしまっていた、という経験があるのではないでしょうか?
舞茸は腐るとどのような変化を起こすのでしょうか。
舞茸が腐るまでの変化をご紹介します。
舞茸が腐ると酸っぱい臭いがする?
舞茸は傷み始めると臭いと見た目から変わってきて、
- 酸っぱい臭いがする
- 表面に白いカビがついている
- 表面に不自然なほど水分が出ている
- 持つだけでボロボロと崩れる
- 触ると表面にヌメリがある
- 軽く押すだけでグチュと潰れる
- 黒ずんでくる
などの変化が舞茸に起こってきます。
舞茸の悪くなり始めはハリが無くなった後水っぽくなりますが、この段階では味が落ち始め食感は劣化してしまいますが、まだ食べることが出来ます。
傷みが進むと白カビのようなふわっとしたものが出始めますが、舞茸が生命の危機を感じて菌糸を出している場合もあり、少しついているぐらいならまだ食べられることもあります。
たくさん白っぽいものが出始めたら、カビの可能性があり、こうなると酸っぱい臭いや触るとヌメるという変化があると思います。
酸っぱい臭いやヌメリが出たら、ほぼ腐っている状態なので食べないようして下さい。
舞茸の見分け方と味について
舞茸の茎部が多数枝分かれしていて、扇形のカサが重なりあうようについています。
カサの表面は、黒褐色~灰色で裏面は白色で小さい穴が密生しています。
大きいものは直径30cmくらいで数kgにもなります。
昔から舞茸の自生している場所は、たとえ親でも教えないと言われるほど美味なきのことして珍重されてきました。
長い間栽培は無理とされていましたが、25年くらい前に人工栽培に成功して現在では市場にもかなり出回るようになりました。
香りは野生の方が遥かに優れてますが、人工栽培の研究も進みかなり良いものが出回るようになっています。
洋風・和風・中華風とどんな料理にも合い、舞茸独特の歯応えと旨味のあるきのこです。
舞茸のなまえの由来は?
舞茸で黒褐色のカサが重なり合う様子から、舞に例えて舞茸と呼ばれるようになったという説や、深山で舞茸を見つけて嬉しくて喜び踊ったことから舞茸と呼ばれるようになったという説があります。
山形の方言では、クロブサと呼ばれているそうです。
まとめ
舞茸の腐るまでの変化を紹介しました。
冷蔵庫に入れ、忘れてしてしまい食べるか処分するかの時の参考にして下さい。
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