種類が豊富なきのこ類。舞茸としめじはスーパーでも並んで売られており、どちらもお料理によく使う食材ですが、どちらのきのこを買おうか迷ったりすることはありませんか?どちらの栄養価がより高いのか、気になったりしますよね。舞茸としめじの栄養価に違いはあるのでしょうか?

舞茸 しめじ 栄養

舞茸はどんなきのこ?

舞茸はトンビマイタケ科マイタケ属のきのこです。天然物はブナ科の木の根元に生えますが、少ししか取れません。スーパーなどで販売されているものは人工栽培されたものになります。舞茸もしめじ同様、栄養が豊富なきのこです。食物繊維はもちろんのこと、ビタミンDやナイアシン、カリウムや鉄などのミネラルも含まれています。また舞茸にはタンパク質を分解する酵素を多く含んでいるため、生のまま茶碗蒸しなどに入れると卵が固まりにくくなります。一度火を通してから入れるなど、調理の際には注意が必要です。

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舞茸としめじの栄養価の違いは?

舞茸の特筆すべき栄養価のひとつに、βグルカンがあります。これはしめじにも含まれていますが、舞茸にはしめじに比べて倍以上もβグルカンが多く含まれています。βグルカンはガン細胞が増えるのを防ぎ、抗がん作用があります。免疫力アップにも効果があるため、健康な体を保つために不可欠な栄養素のひとつです。また美肌効果を狙うなら舞茸がおすすめです。肌を健やかに保つビタミンB2はぶなしめじの3倍も含まれています。肌の潤いを保つトレハロースやメラニンの生成を抑える物質も含まれているため、美肌効果がより期待できます。そしてビタミンB1もキノコの中で一番多く含まれていますので、疲労回復にも効果があります。しめじの特筆すべき栄養価はオルニチンです。肝機能を向上させるオルニチンはシジミに多く含まれることで知られていますが、しめじにはシジミの7~8倍ものオルニチンが含まれています。二日酔いに効くだけでなく、成長ホルモンを分泌してくれるため、アンチエイジングにも効果があります

まとめ

舞茸はしめじと同じく、栄養がたっぷり詰まった食材です。含まれている栄養素は似ていますが、舞茸にはガン予防や免疫力を上げる健康に良い栄養が多く、しめじには肝臓の機能を上げる栄養がより多く含まれていましたね。きのこ類は混ぜて一緒に調理しても美味しくいただけますので、舞茸やしめじの栄養を同時に摂ってみてはいかがでしょうか?

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