「しめじ」と一口に言ってもその数の多さには驚いてしまいますが、スーパーなどで良く見かける物は「しめじ」とは違い品種改良されたブナシメジなのだそうです。

また、最近では白いしめじも良く目にしますが、栄養面での違いはあるのでしょうか。

白 しめじ 栄養

しめじの品種改良などについて

しめじは、大きく分けると4種類あり、ブナシメジ、ヒラタケシメジ、ホンシメジ、ハタケシメジとなっていますが、ヒラタケシメジは実はシメジではなヒラタケをシメジに栽培したものです。

これらは今までシメジとしてのブランド名がつけられ市場ではシメジとして呼ばれていました。

この後に出てきたのがブナシメジであり栽培しやすく日持ちも良いことから生産者が増え、今ではシメジと呼ばれるほとんどがこのブナシメジの事です。

しかし、最近では希少価値の高いとされていたホンシメジの栽培も可能になり店頭に並ぶようになりました。

ホンシメジはホンシメジでありブナシメジはブナシメジとして売られています。

また、しめじを品種改良した白ブナシメジも出てきましたが、しめじよりは苦味がなくツルンとした食感が人気を呼んでいます。

栄養面ではしめじと変わりはないようです。

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シメジの栄養について

しめじは、オルニチンと言う栄養素が豊富で、オルニチンは肝臓で働くアミノ酸の一つで細胞分裂を活発化させ肌トラブルなどを改善させる働きがあります。

その他ビタミンB2やビタミンB1なども同じように肌や粘膜の再生を助ける作用がある為、美肌効果もあるので肌トラブルでお悩みの方にはおススメできます。

その他の栄養素は100gあたり下記のようになります。

  • エネルギー18キロカロリー
  • 水分90,8g
  • タンパク質2,7g
  • 脂質0,6g
  • 炭水化物5,0g
  • カリウム380mg
  • リン100mg
  • 鉄0,4mg
  • ビタミンD0,2μg
  • ビタミンB10,16mg
  • ビタミンB20,16mg
  • ナイアシン6,6mg
  • ビタミンB60,08mg
  • ビタミンC7mg
  • 食物繊維3,7g

を含んでおり特にビタミンDやビタミンB1、B2、食物繊維はきのこ類の中でも豊富に含まれているのが分かります。

まとめ

食物繊維を多く含むシメジには、便秘を改善するだけでなく血中のコレステロール値の上昇を抑える効果も期待される事から、生活習慣病の予防に期待が持てそうです。

また白しめじは、苦味がなく食べやすいことからお子様にも人気がある為、料理のレパートリーを広め家族で楽しんでみても良いですよね。

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