キノコは基本的には加熱して食べますが、加熱する方法の一つに茹でる方法があります。

しかし、その栄養素は加熱によって溶け出たり効果が薄れてしまう事をご存知ですか。

しめじ 茹でる 栄養

茹で野菜にすることで栄養成分の効果はどうなるのか?

買った野菜などや、たくさん手に入った時などの保存方法としては様々な方法があります。

野菜の保存方法には、一度野菜を茹でて冷凍保存するケースが一般的ですが、野菜やキノコには食物繊維が豊富に含まれており、この食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。

水溶性食物繊維はペクチンやマンナンに代表される腸内の余分な水分を吸収し便を整える役目をします。

また、コレステロールを吸着して体外へ排出してくれます。

ただし全ての栄養成分が溶け出るわけではなく、脂溶性であるビタミンAやD、またビタミンEやK、などは溶け出る事はありません。

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しめじを茹でた場合の栄養成分はどうなるか?

キノコ類であるしめじは、野菜と同じように様々な保存方法があり茹でて保存する事も可能です。

一度茹でることで冷蔵庫での保存期間が長くなり1週間は日持ちします。

またそのまま調理に使う事も出来るので大変便利です。

しかしシメジの食物繊維も水溶性食物繊維であり、水溶性のビタミン類はほぼ溶け出てしまうと考えて良いでしょう。

またシメジの栄養素の一部分は加熱によっても溶け出るため効果が薄れてしまいます。

その他、油を吸収しやすい特徴もあることから、出来れば炒め物よりも味噌汁やスープなどで使うとダイエット中の方にはおススメできます。

キノコ類やシメジの栄養成分を残さず全て摂りきりたいときは、リゾットやスープなどのような溶け出た水分も一緒に摂取できる調理方法が合います。

まとめ

しめじは、しいたけ、エリンギに次いで日本では第3位の生産量を誇っています。

また安価であり味にクセがない事からどんな料理でも合い美味しく食べられる他、優れた健康食材であるため、その成分を残すことなく摂取できるように調理にも工夫が必要ですね。

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