えのきは美味しくてお手頃価格。
冬の季節になるとお鍋など食べる機会も多くなります。
しかし、食べ過ぎてしまうと腹痛などの症状も表れます。
また、赤ちゃんのご飯、離乳食でも下痢などの症状が表れてしまうのです。
えのきの食べ過ぎで表れる症状とは
繊維質なえのきは下痢になりやすいと言われています。
特に、不溶性食物繊維波長を刺激して便を押し出す作用が高くなります。
えのきやきのこ類を食べ過ぎてしまうと、腹痛や下痢といった症状が表れてしまいます。
不溶性食物繊維とは
水に溶けにくい繊維質で、胃や腸で水分を吸収し、便のかさ増しや、腸を刺激して蠕(ぜん)動運動を活発にし、排便を促す作用があります。
また、不溶性食物繊維は保水性も高いようです。
食物繊維は吸収されないため、水を吸って膨らむことによって、胃で膨張して満腹感が得られたり、腸で膨張して便の排出を促す効果が期待できるとされています。
不溶性食物が多く含まれる食品は、繊維質な食べ物が多く、よく噛まなければならないものばかりです。
ですので、食べすぎを防ぎ、満腹感を得られやすいというダイエット効果もあります。
しかし、不溶性食物繊維を多く取りすぎると、場合によっては便が硬くコロコロになる事もあります。
えのきを食べる時は沢山の水分も一緒に摂るように心がけましょう。
離乳食での下痢
えのきは一般的に生後7~8ヶ月頃の離乳食中期から食べても良いようです。
ただし、生のままでは血液中の赤血球を壊してしまう溶血作用があるので、しっかりと加熱をしてからあげる事が重要です。
えのきは、特にアレルギーを起こしやすい食品には入っていませんが、小さな赤ちゃんの身体はいつ何があるか分かりません。
初めてえのきをあげる時は、平日の午前中にスプーン1匙から食べさせてあげて下さいね。
また、食物繊維が豊富なので、未消化のままうんちとしてそのままの状態で出てきてしまう事もあります。
便秘がちな赤ちゃんには、最適な食材ですが、やはり過剰な摂取には気を付けましょう。
離乳食の時に下痢になってしまったら、一旦離乳食をお休みしたり、量を減らしたりして赤ちゃんの様子を見てみましょう。
まとめ
食物繊維が豊富で美味しいえのき。
ただし、過剰な摂取は大変危険です。
特に赤ちゃんには気を付けて少しずつ焦らずに食べさせて行ってあげて下さい。
えのきを食べる時は適度な量を摂取し、美味しくえのきを食べて下さいね。
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