最近では季節を問わず、いつでもしめじをはじめとした色々なきのこ類が食べることができるようにお店に並んでいますよね。
そんなきのこ類ですが、生で食べても腹痛や下痢を起こさない食材なのでしょうか?
しめじや他のきのこ類なども生で食べても大丈夫なのかどうかについて調べてみました。
きのこの生食は危険?!
ヘルシーメニューが流行る頃からしめじやエリンギなどを生でサラダにするレシピなどもありますが、原則としてはきのこ類は全て加熱することが大切です。
ヨーロッパなどで主に習慣にされているようですが、その分中毒事故が相次いでいるようです。
きのこにはシアン産生菌と言われるものに属するものが多く、生で食べれば腹痛や下痢が起こりうる程度の量の青酸化合物を含んでいたりします。
しめじは火が通りやすい食材なので、2分程度の加熱であれば、食感や風味は生とほとんど変わらずにおいしく食べられます。
ですので、しめじも生で食べれないことはありませんが、腹痛や下痢などを避けるためにも火を通して食べることを心がけましょう!
昔は食用で流通していたあのきのこも中毒事故が発生していた!
安心だと思って普通に流通していたスギヒラタケというきのこも2004年までは食用として販売されていました。
しかし、2004年には19人も亡くなる程の毒性を持っていることがわかり禁止食物になったそうです。
きのこ類の中毒症状の怖さは胃腸に症状がでるわけではなく、神経系に出てしまうことと、9日間ぐらいの長い時間もかかって症状が見られることが多く、わかりにくさも厄介なところです。
生食原因の怖いシイタケ皮膚炎!
焼いて塩コショウをかけたり、バター焼きもとてもおいしい椎茸ですが、これもまた生では絶対に食べてはいけない食材です。
生で食べたり、あまり火が通ってない状態で椎茸を食べると数日で体に湿疹が出ることがあるそうです。
怖いところが原因物質がいまだに特定されていないことにあります。
注意が必要ですね。
まとめ
しめじもその他のきのこ類もみずみずしいので生で食べてもおいしそうですが、絶対に加熱して食べたいですね。
加熱することで風味は増すので、より一層おいしく食べれます。
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