これまで「菌床栽培」って耳にしたことがありますか?
実は、菌床栽培であれば家庭でも手軽にヒラタケを育てることができるようです。
そこで今回は、ヒラタケの菌床栽培について調べて、紹介していきたいと思います。
菌床栽培ってどんな栽培方法なの?
気候に左右されずに年間を通じて出荷できるため、スーパーなどで売られているものの多くが菌床栽培です。
菌床栽培とは、樹木を細かく砕いたものに、米糠やフスマ(麦の糠)と水を加え、まとめたものに菌を植え付けます。
それを湿度や温度の管理を行いやすいようにハウスの中で管理し、育てていきます。
ですから、キノコの大量生産を行うにはもってこいの栽培方法です。
菌床栽培のメリットは、無農薬でしかも高い安全性を維持しながら、安定した価格で提供できる点です。
そのため、葉物野菜などの価格が高騰してもキノコの価格はあまり変動がないのです。
一方、デメリットは原木栽培よりも味や香りが劣ると言われているところです。
また、設備投資にかかる費用も大きいことです。
ヒラタケの菌床栽培ってどうやるの?
ヒラタケの種を専用の容器やビンなどで、室内で管理し育てていく方法を紹介します。
ヒラタケの菌床のかたまりは、1,000円前後で購入することができます。
菌床の上を切り取り、そこへ赤玉土を入れ、そこへ土がしっかりと湿るまで霧吹きで水を与えます。
栽培用の袋にかたまりを入れ、袋の上は半分開けたまま、クリップなどでとめるようにしてください。
室内管理をし、毎朝1回は水を与え、直射日光が差すところや温度の高いところでの管理はダメです。
夜間の最低温度が15℃以下のような環境で育てていくと、1ヶ月もせずにヒラタケの収穫を楽しめます。
もっと簡単に育てたい人は、栽培キットも売られていますから、これを使えば簡単に栽培できます。
まとめ
ふだん私たちが食べているキノコの多くは菌床栽培によって出荷されているそうです。
菌床栽培は大量に、しかも安全に生産できるので、キノコの価格も安定しているようです。
育ててみたいけれど面倒だと感じる人は、栽培キットなども売られていますから、それを利用してみてください。
今のあなたにおすすめの記事