平安時代に書かれた「今昔物語」にも登場するほど、歴史が古いことで知られています。
スーパーで目にした人の中には、アレっと感じることがあるかもしれません。
それは、霜降りひらたけという野菜が売られているからです。
ひらたけの違いについて調べてみよう!霜降りひらたけって何?
「ひらたけ」と「霜降りひらたけ」と区別されているのは、商標上の理由ではなく、どうやら他の理由があるようです。
普通のひらたけと、それほど大きな違いはあるのでしょうか?
そこで今回は、2つのひらたけの特徴について紹介していきたいと思います。
ひらたけの特徴は?
名前が示すようにカサが水平なきのこで、葉が広く平たい樹の枯れ木などに生えています。
色は薄暗いグレーや淡い褐色をしており、軸が短いのが特徴です。
生長するとカサは10㎝前後に開き、折り重なっているのが印象的です。
スーパーなどで目にするものは、おがくずなどを使って栽培されたもので、食感や風味がよくいろんな料理に合います。
国内の生産量トップ3は、第3位静岡県、第2位長野県、第1位新潟県となっています。
ちなみに、欧米では開ききったカサが牡蠣に似ていることから「oyster mushroom」と呼ばれているそうです。
霜降りひらたけの特徴は?
「霜降りひらたけ」とは、大手のホクト(HOKTO)という会社が売り出しているきのこです。
国内産のひらたけと西洋産のひらたけ属をかけ合わせて誕生したオリジナルのきのこを意味しています。
食味と食感を追及して生まれた美味しいきのこです。
カサはとても厚く、表面には美しい霜降りのような柄が現れているのが名前の由来であるとともに、大きな特徴です。
サクッと噛み切れ、それでいて口の中にじゅわっとあふれ出すきのこの旨味が存在感の大きさを物語っています。
包丁を使わずとも簡単に手で小房に分けることができるので、扱いやすくて便利です。
まとめ
ひらたけは天然とは違いますが菌床栽培されているもの、霜降りひらたけはホクトという会社のオリジナルブランドです。
えぐみや独特のニオイがないため、初めて食べる人やきのこ嫌いのお子様でも大丈夫です。
もしスーパーで見かけたら、ぜひ1度ソテーやみそ汁の具としてお試しください。
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