中華料理でたびたび見かけるきくらげですが、あれはいったい何だろうと思ったことはありませんか?
なんかコリコリしてるし、形もしわしわでなんだか不思議ですよね。
そんな疑問にこたえるべく、今回はきくらげとは何なのかについてご紹介していきます。
きくらげとは
きくらげは、実はキノコの一種なんです。
正式に言えばきくらげ目、科、属のキノコです。
きくらげは主に春から秋にかけて、広葉樹にあたるケヤキなどの樹の枯れた枝や自然災害などで倒れた樹で育ちます。
そこのあたりはほんとにキノコそっくりです。
主として中国や日本などのアジア圏でよく食べられます。
きくらげはヨーロッパでキリスト十二使徒の一人ユダが木に首をくくって命を絶ち、そこから生えたという伝承に基づいていて、そのためかヨーロッパではあまり好んで食されはしないようです。
あかきくらげ、しろきくらげなど様々な種類が存在していて、中華料理やラーメンなどで使われます。
さらに乾燥きくらげなどもあります。
種類
次に先述した、きくらげの様々な種類と使われ方について詳しく解説していきます。
●黒きくらげ
これは文字通り黒いきくらげで、鉄分をほかの種類に比べ多く含み、動脈硬化や婦人系の疾患に効果が見込めるとされていて、水で戻してから炒め物やスープなどで食べると美味しくいただけます。
ただ、戻すときはかなり膨らむので量に注意してください。
●白きくらげ
白きくらげは高級種とされていて、中国ではデザートに出されるそうです。
これはいったん戻した後、さらに熱湯にくぐらせてシロップに浸けておくと良いでしょう。
白きくらげの健康効果としては、主に血管中や肝臓のコレステロール値を下げる効果が見込めます。
不老長寿の薬として珍重されることもあるのだとか。
●あかきくらげ
これは針葉樹などにつき、中国では食用にするものの日本ではあまり食されないようです。
小さすぎて食用に向かないというのが一因だそうです。
まとめ
きくらげがきのこだったとは非常に意外でした。
でもよくよく思い出してみれば、なんだか食感も似てなくはないですね。
私は黒きくらげしか見たことないですが、いつか白きくらげも食べてみたいです。
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