エリンギは、いろいろな料理との相性も良く安価なキノコなのでどこのご家庭でも購入する機会は多いと思いますが、冷蔵庫に保存したまま数週間放置してしまったり、または、購入して間もないのに気が付いたら白いカビのような物が付いていた、と言う経験はありませんか。今回は、エリンギの白いカビと水分についてのご紹介になります。

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エリンギのカビの正体は!

エリンギを購入してからほとんどの人は冷蔵庫で保存しますが、いざ使おうと思い取り出したらエリンギのカサの部分に白いカビのような物が付いていたりすることがあります。しかし、これはカビではなくエリンギの一部でもある「気中菌糸」と呼ばれる物です。もちろん、エリンギの一部なので食べても害はなく問題はありませんし、エリンギに限らずキノコのすべてにこの現象は見られます。そもそもキノコ類は、菌類に属している為カビの仲間であり、土や樹の中に生えている菌糸体が、胞子をとばす為に生長して土や樹から出てきた部分を子実体と言い、所謂キノコと呼ばれる部分です。そして、この子実体(キノコ)が出来上がると菌糸の生長は止まりますが、空気に触れたり激しい温度変化などを受けてキノコの状態から菌糸に戻ろうとすることで「気中菌糸」となって現れると言う事です。この気中菌糸を布などで拭き取れば通常の調理で食べられますが、あまり多い時はエリンギ自体に栄養が無くなり味も美味しくはありません。

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エリンギと水分の関係

エリンギを水洗いする人がいますがエリンギは水に弱い為、劣化が早まります。また購入するときも中身に水滴が付いていたら時間が経っており新鮮でない証拠とみて注意が必要です。

まとめ

エリンギは鮮度が落ちてくると水っぽくなり全体に軟らかくなってくるので賞味期限切れのサインとして参考になります。冷蔵庫で保存するときは、ジッパー付きの袋の中で外気にさらさないような管理をすることで賞味期限も長くなるものと思われます。

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