最近、イタリアン料理のサラダでスライスした生のマッシュルームを入れた物を出していますが、シメジや他のキノコも生で食べられるのでしょうか。
シメジとキノコ類の生食について
キノコは、人類が生存するよりも遥か以前から地球上に存在しており、人類が現れたころから野生のきのことして食べられていました。
その中でも特に味が良く、栽培が可能な物だけが市場に流通するようになり、現在では約15種ほどの栽培キノコがあります。
栽培されているキノコは外部からは悪い菌が入らない為、生で口にしても問題はないのですが、その時の気候の条件できのこの性質も変わることがある為、生では食べない方が賢明です。
また、キノコの85%が水分である為、生の状態では傷みも早いので危険であると言えます。
また、生のキノコはうまみ成分が少なく、熱を加えたり冷凍などの細胞にダメージを与える事で旨味成分が増える事から加熱した方が美味しく食べられます。
胞子で増えるキノコやシメジの石づきの部分は食べますか
キノコはカビや酵母と同じ菌類に分類される生物であり、カビと同様に胞子によって増えます。
胞子は温度や湿度などの影響で発芽して菌糸を伸ばし、その菌糸が成長してキノコと呼ばれる部分の子実体を作ります。
中でも特にシメジは、子実体の表面に気中菌糸と呼ばれる白い綿状の菌糸が発生します。
これは、キノコの一部なので食べても特に問題はありません。
また、石づきの部分にもたくさん発生してるのを見かけたりしますが、問題なく食べられますが、見た目はカビのようにも見える事から気分的には良くないと思いますので、食べる、食べないは自己判断してください。
まとめ
キノコ類の中でもトリュフのように生で香りを楽しむものや、マッシュルームのように生のままサラダで食べられるものもあるので、全てが加熱が必要であるとは言い切れません。
和食では、なめこを大根おろしで和えたものもありますから、生で食べられるキノコは「物による」と言う事ですね。
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