エリンギはまとめ買いをしても、冷凍保存できるのでとっても便利な食材です。でも冷凍するとまずくなるとか、臭いが気になるという話もよく聞きます。どうしてなのでしょうか?
エリンギを冷凍するとまずくなる?
エリンギを冷凍する際にはコツがあります。これをしっかりとしていないと、まずいエリンギになってしまうのです。原因は水にあります。エリンギは水気に弱く、水につけると旨みが逃げてしまい、味が落ちてしまうからです。冷凍する前にはエリンギを洗わず保存することが、とても大切なのです。汚れが気になる場合や水滴が付いている場合は、キッチンペーパーで拭いてあげましょう。そして調理に使う時には、必ず凍ったままで使いましょう。解凍してから調理すると、水分が出て食感・味が悪くなり、臭いも出てしまいます。また冷凍保存をするとやわらかくなりすぎて、エリンギの特徴である歯ごたえが悪くなってしまいます。このため、まずいと感じる人もいるようです。この場合は冷凍する前に、スライスしたエリンギを軽く炒めるといいでしょう。また細かく刻んで、歯ごたえの気にならない料理に使うのも、おすすめです。
エリンギの臭いと対処法
エリンギの臭いは、先ほど説明した水分も関係してきますが、早く冷凍させることもポイントになります。金属製のバットの上に並べて冷凍すると、早く冷凍ができます。また冷凍保存する際は、ラップや冷凍用保存袋になるべく空気を抜いて入れ、密封するようにしましょう。こうすることで、酸化や冷凍庫内の臭いが付くことを防ぐことができるのです。またキノコ類は冷凍することによって旨み成分が増えるのですが、この旨み成分に含まれるアミノ酸のにおいを、臭いと感じる人もいるようです。そんな時は、炊き込みご飯など味付けをしっかりとする料理に使用すると、気にならないでしょう。冷凍したエリンギの賞味期限は約1か月ですが、霜などで風味が損なわれないうちに早めに食べきった方がよいでしょう。
まとめ
エリンギを長期保存するには便利な冷凍ですが、美味しさを保って冷凍するにはコツがあることが分かりましたね。余分な水分が出ないように、密閉して早く冷凍することが大切です。上手に冷凍して、美味しくいただきたいものですね。
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