最近、スーパーで頻繁に見かけるようになったひらたけって知っていますか?
いったいどんな栄養素を含み、どんな効果が期待できるのでしょう。
そこで今回は、ひらたけが持つ底力について調べていきたいと思います。
ひらたけの効能は?
ひらたけはビタミン群を多く含んでいることで知られています。
特にビタミンB1はカロリーを生み出し、皮膚や粘膜をしっかりと守るはたらきを担っています。
ビタミンB2やナイアシンは、皮膚や粘膜が正常であるように助け、体内でエネルギーに変換する際の手助けとなっています。
また、ナイアシンは二日酔いの元凶とも呼ぶべき「アセトアルデヒド」の分解をサポートする役割があります。
他にもビタミンB9は葉酸とも称され、水に溶ける性質がありビタミンB12とともに赤血球の生成に不可欠なものです。
ビタミン以外にも抗ストレスの役割が期待できる、パントテン酸や、亜鉛、銅、マンガンなど多くのミネラルを含んでいます。
期待できる効果は?
ひらたけだけに限りませんが、きのこ類に含まれる多糖体、ベータグルカンを有することから次の4つの効果を望めます。
まず、体内の免疫力を上昇させること。
ベータグルカンは免疫に携わる細胞を刺激して、体外から侵入してきた細菌やウイルスを追い払うように促すからです。
これは免疫に関わる細胞を刺激して、体外から入ってきたウイルスを撃退するからです。
次に、癌細胞の増殖の勢いを弱めること。
体内に潜在的に存在している癌細胞がいたずらに増えるのを防ぎ、再発や他の部位への転移の予防効果が期待できます。
そして、コレステロール値を下げたり、排便を促したりする作用が見られること。
先ほど紹介したベータグルカンは、実は食物繊維の仲間です。
そのため、食物繊維として未消化のまま体外へ排出されるという特徴があります。
その際に、コレステロールもしっかりと絡めとった状態で体外へ出してくれる働きが高いようです。
抗酸化作用もあるため、コレステロールの酸化防止にも役立つことが期待できます。
まとめ
ひらたけはビタミンB群やパントテン酸、ミネラルなどを豊富に含んでいます。
また他のきのこ同様にベータグルカンを有しているため、生活習慣病の予防などに効果が期待できます。
できれば、一日一度は食事の中にきのこ類を入れるようにすると健康維持に役立つかもしれませんね。
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