松茸は秋の風物詩で、店頭に栗や松茸、キノコ類が山と積まれると、秋の訪れを味覚と嗅覚、視覚でも感じるよい季節ですね。
キノコは様々な種類をさっと油で炒めて軽く醤油で味付けをしたものが、とても贅沢な気分になれるのです。
最近はキノコ採りのお裾分けもとんとありませんし、山で採れたキノコを食べる知識も勇気もありません。
中でも忘れられない味は松茸です。
松茸の味と香りは、たくさんのキノコの中でも際立っていました。
松茸の成分と効能
松茸のあの独特な香りは、マツタケオールと桂皮酸メチルという成分によるものです。
こちらは食欲増進と消化酵素の働きを助ける作用があるそうです。
がんの予防につながる効果も期待されています。
豊富な食物繊維は便秘の解消、コレステロール値の減少にも効果が期待されています。
ビタミンC、ビタミンD、B1、B2、B6。
ビタミン群は必要不可欠です。
とくにビタミンDは不足すると、骨が弱くなったりします。
カリウムは高血圧や体に不要なナトリウムを排出し、利尿作用も優れています。
むくみ解消の効果も期待できます。
他に、葉酸、ナイアシン、パントテン酸を含みます。
またカリウムや鉄、亜鉛などを含みます。
葉酸は妊婦さんに必要な栄養素で、最近また話題になっていますね。
ナイアシンは中性脂肪やコルステロール値を低下させると期待されています。
まとめ
松茸の成分なかなか優秀ですが、松茸は季節を味わう贅沢品のイメージが強いですね。
その上ビタミンやカリウム、葉酸まで採れるとあっては、日頃から食べたいところです。
松茸の輸入品が低価格で店頭に並ぶのは、アメリカやヨーロッパ諸国では松茸を食べる習慣がないからです。
松茸の匂いの成分は世界三大珍味のひとつ、強烈な匂いで知られているあのドリアンと同じ成分です。
ほのかで優しい匂いの松茸とドリアンはなかなか結びつきません。
また日本で食べられている松茸とヨーロッパで食べられている松茸は種類が違いますが、北欧の松茸は同じ種類になりますので、最近人気が高まっています。
今年こそ焼き松茸を食べたいのですが、なかなか良いものは手に入りません。
秋は松茸いいですね。
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