ひらたけはクセの少ないキノコなので、どんな調理方法でも美味しく食べることができますよね。
ですが、調理方法によってひらたけから摂取できる栄養素が変わるそうです。
ここでは取りたい栄養素別のひらたけの調理方法についてご紹介します。
目次
ひらたけの栄養素
ひらたけに含まれる栄養素として、食物繊維、ビタミンD、ビタミンB群、カリウムなどがあります。
ですが、食べ方によってはこれらの栄養素をうまく摂取することができなくなる可能性があるようです。
それぞれの栄養素別に適した調理方法をご紹介します。
食物繊維をとりたいときにおすすめの調理方法
食物繊維をとりたいときは、ひらたけを細かくしすぎるのは避けましょう。
フードプロセッサーなどで細かくしてしまうと、せっかくの食物繊維が壊れてしまうようです。
できれば大きめのまま、手で裂くようにして調理をするといいようです。
ビタミンDをとりたいときにおすすめの調理方法
ビタミンDはカルシウムの吸収に必要な栄養素です。
牛乳などのカルシウム源と一緒にとるのがいいようです。
また、ビタミンDは脂溶性のビタミンなので、油を使う料理、炒め物や揚げ物などにするといいようです。
ビタミンB2群、カリウムをとりたいときにおすすめの調理方法
ビタミンB群は水溶性のビタミンです。
このビタミンをとりたい場合は、火を通しすぎないようにしましょう。
火を通しすぎると水分とともにビタミンB群が抜け出てしまいます。
もしくは、溶けだした汁ごと食べることのできる、汁物などにするといいようです。
蒸し料理でもビタミンB群は抜けてしまうので、ホイル蒸しなどにして出てしまった汁も飲むようにするといいようです。
ひらたけを調理するときの注意点
ひらたけは水分を多く含むキノコなので、調理をすると水っぽくなってしまうことがあります。
そうならないように、ひらたけを調理するときは高温で手早く行うといいようです。
また、洗ってしまうとさらに水分を吸って水っぽくなってしまうので、天然もののひらたけの場合以外はなるべく水で洗わないようにした方がいいようです。
どうしても気になる場合は、キッチンペーパーを湿らせて拭くといいようです。
乾燥させるとうまみアップ?
ひらたけはシイタケ同様、乾燥させることでうまみがアップするようです。
大量にひらたけをゲットする機会があれば、乾燥ひらたけを作ってみることをお勧めします。
また、てんぷらなどの揚げ物にする場合、ひらたけを半日ほど干して乾かすと、ちょうどよい水分で美味しい揚げ物ができるそうです。
まとめ
ひらたけはビタミンDやB群、カリウムや食物繊維など、様々な栄養素が入っています。
ですが、調理方法によって、これらの栄養素がうまく取れない可能性もあるので、とりたい栄養素によって調理方法もかえるといいようです。
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