おっぱいを飲んで大きくなった赤ちゃんが、大人と同じような食事ができるように練習するのが離乳食ですが、食べるものは、全く大人と同じというわけにはいきません。
代表的なものに、ハチミツがあります。
ハチミツに含まれるボツリヌス菌で、赤ちゃんが「乳児ボツリヌス症」という病気にかかってしまいます。
ハチミツだけではなく、固いものや繊維の多いものなどは時期を考えながら、気を付けて与えたいものです。
目次
離乳食の時期
離乳食初期 ゴックン期
赤ちゃんが初めて大人と同じ食べ物を食べる時、いきなり大きなステーキを与える人はいないでしょう。
とろとろに炊いてつぶしたおかゆから始めるのがいいですね。
柔らかい葉物野菜をとろとろにするか、つぶしたり裏ごししても食べやすいです。
離乳食中期 モグモグ期
舌でつぶせるぐらいの固さのものを小さく刻んで与えます。
離乳食後期 カミカミ期
歯ぐきでつぶせるくらいの固さで、バナナくらいを目安に与えます。
なめこの特徴をよく知って与えます
なめこを離乳食に利用するときは、繊維が多く噛みにくいという特徴を考えて与えましょう。
時期で言えば、後期です。
初期は○ヶ月から・・・などとありますが、赤ちゃんには個人差があります。
与えてみて嫌がるようなら焦らず、また明日ねと気持ちに余裕をもって進めるのがいいでしょう。
なめこをはじめキノコ類は、繊維が多いので初期、中期は無理でしょう。
後期になって、歯ぐきで食べ物をつぶして食べられるようになったら、小さめのものを与えて見てください。
いろいろな食感を教えてあげて
離乳食という特別な食事があるわけではありません。
大人と同じものを食べる練習です。
子供にはまだ無理かな、という食材や味があります。
絶対に食べてはダメというものもあるので気を付けながら、試しに食べてみようか、とやってみるのがいいでしょう。
大人でも食べず嫌いというものがあります。
これから好き嫌いができないように、いろいろな食感を教えてあげるのも、離乳食の大切な役割かもしれません。
なめこのつるつるした食感をうまく教えてあげて下さい。
調理方法で食べやすくする
大人の食事をそのまま細かく切って与えるだけでは、どうしても無理があります。
キノコ類は特に、繊維が多いのでつぶすだけでは食べてくれないかもしれません。
そんな時は調理法で工夫してみてください。
特になめこを与えるときは、パックに入ったものでもよく洗う、しっかり茹でる、小さく刻む、ということが大切です。
赤ちゃんの時に食べてくれなくても、小学生になって初めて食べて大好きになる食材もあります。
焦らず、ゆったりと食事は楽しいものだと教えてあげて下さい。
まとめ
私自身なめこを初めて食べたのは結婚してからだったので、離乳食にキノコを与えるということが驚きでした。
白身の魚か、おかゆ、野菜の煮崩したものくらいしか与えていませんでした。
でも子供たちは小さい頃から和食のお惣菜、ひじきの煮物や昆布豆などが大好きです。
自分の好きなものを赤ちゃんも好きになって欲しいと思うのは当たり前ですが、くれぐれも無理強いをしないように、おおらかな気持ちで接してあげて欲しいと思います。
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