糖尿病の合併症はまずは「しめじ」、さらに重くなると「えのき」と言われています。
糖尿病は食事をコントロールすることで重篤は合併症がおこらないようにしていきましょう。
茸を含む食事が効果的であるといわれています。
糖尿病の症状
糖尿病はインスリンの機能が十分に機能しないことで、血糖値が上がったままとなり、体の至るところに障害をきたす病気です。
会社の健康診断で「血糖値が高い」と指摘されるまで、糖尿病であることがわからない、自覚症状が出てきたときにはすでに糖尿病が進行しているというのが、糖尿病の特徴です。
糖尿病の怖いところは合併症にあり
糖尿病の怖いところは、合併症にあります。
その合併症を「しめじ」と「えのき」で表わすことができます。
・「し」神経障害(手足のしびれや痛み)
・「め」網膜症(目の病気。眼底の血管が詰まることで視力低下。失明に至ることもある)
・「じ」腎症(腎臓の機能低下。血液をろ過することが困難になる。尿が出なくなるため、人工透析で血中の老廃物をろ過する必要がでてくる)
さらに、症状が重くなるとこんどは「えのき」になってきます。
・「え」壊疽(血行が悪くなり、水虫やちょっとした傷が治らず、手足が腐敗する。症状が進行すると切断しなければならなくなる)
・「の」脳梗塞(麻痺などの重度の後遺症が残り、高度な介護が必要になることもある)
・「き」虚血性心疾患(心筋梗塞などの心疾患)
合併症が重症化すると、本人も家族も後遺症と付き合っていくことになります。
その負担は重く、長期にわたります。
血糖値をコントロールして合併症がおこらないように、重症化しないようにしないといけません。
糖尿病と食事
糖尿病になったら、まず食事制限です。
食事制限ではカロリー、糖分、塩分などをコントロールすることになります。
コントロールされた食事は味気なく、それが病気との付き合いを難しくする要因となります。
病気がよくなってほしい、重くならないようになってほしい、という家族の思いがわかっていても、本人が体や気持ちが応えることができないということが起こりがちです。
茸なら血糖値を下げる効果があります
茸(シイタケ、エノキ、マイタケなど)には食物繊維が豊富で、低カロリーです。
食物繊維には排便を促す効果だけでなく、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。
よって食後のインスリン量も少ない量ですみます。
茸が持つうま味を利用すると、食事中に含まれる塩分量を抑えても味気なさを補えます。
茸はクセのない味をしているので、どんな料理にも使えます。
カロリーが少ないので、量を多く食べても食事の摂取カロリーに大きな影響を与えることはありません。
まとめ
糖尿病の合併症は「しめじ」そしてさらに重症化すると「えのき」。
糖尿病を重症化しないために日々の食事をコントロールする必要があります。
茸は低カロリーでうま味や食感があります。
また、食物繊維が多いので、血糖値をコントロールする効果もあります。
茸を積極的に取り入れて、糖尿病とうまく付き合っていきましょう。
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