えのきは菌の仲間。
菌だからといつまでも保管ができるものではありません。
えのきは意外と賞味期限が短い食材。
うまく保存をしないと腐るのが早くなります。
食べられなくなる前に色が変わるのですぐにわかります。
そうなる前に早く食べてしまいましょう。
えのきの賞味期限
えのきは常温保管が向きません。
スーパーではじゃがいもや玉ねぎと同じ常温にて販売していますが、実は冷蔵庫で保管しても賞味期限は3日が目安といったところです。
「買ってきたらすぐにできるかぎり早く食べる」食材です。
ビニールパックに入って販売されているえのきですが、保管中も呼吸をしています。
そうするとビニール袋の中の水分量がだんだん上がり、内側に水滴が付きはじめます。
えのきは実は水に弱いのです。
水がつくとそこから傷み始めてきます。
えのきが腐るとどうなるの?
えのきがこんな状態になったら食べられません。
・酸っぱい臭いなど異臭がする
・ぬめりがする
・茶色に変色している。
・えのきをつぶすと水分が滴ってくる
・すぐに頭がとれる
こうなる前に早めに食べてしまいましょう。
えのきの賞味期限を延ばす保存方法
えのきの大敵は水です。
買ってきたら、袋から出して、新聞紙やキッチンペーパーにくるみビニール袋に入れましょう。
そうすることで、ビニールパック内の水分にえのきが触れるのを防ぎ、賞味期限が伸びます。
ただし、この方法でも保存できるのは1週間といったところです。
えのきの保存方法を長くする方法は2つ、干すと冷凍です。
この2つの方法をとると賞味期限がぐんと伸びます。
干した場合は長くて半年近く、冷凍は1か月です。
えのきの干し方
えのきを干すときには、えのきから石づきを切り落としてほぐし、ザルなどに入れて6時間ほど風通しのいいところで干します。
水分がよく抜けないときにはフライパンで乾煎りします。
水分が抜けたら、タッパーなど密封容器に乾燥材を入れて保存です。
えのきの冷凍方法
石づきを切り離してバラバラにほぐしたえのきをタッパーかビニール袋に入れて冷凍庫に入れてしまいます。
冷凍したえのきは、冷凍のままで使いたい量だけタッパーから取り出して使ってください。
解凍してから使うという手間はいりません。
まとめ
えのきは賞味期限が短い食材です。
買ってきたらすぐに食べましょう。
腐ると臭いや変色があるのですぐにわかります。
すぐに食べきれない時は、保存方法を変えて賞味期限を延ばしましょう。
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