舞茸は、スーパーなどで安定して手に入り、どんな料理にも合いますよね!
みなさんの日ごろの食卓にも、おなじみの食材だと思います。
もちろん、お肉にも合いますよね。
でも実は、舞茸とお肉の組み合わせ、おいしいだけではないのです!
舞茸と肉を合わせることで、とても良い効果が生まれるのですよ。
肉を柔らかくする魔法
舞茸と肉類をフライパンで炒めて食べるという人は多いと思いますが、もちろん普通に炒めてもとてもおいしいですよね!
ただその調理の前に一手間置くだけで、お肉がとても柔らかく、より一層おいしく食べられるのです。
その方法は、「炒める前に、肉と舞茸を一緒においておく」だけです。
これは生の舞茸に含まれる「たんぱく質分解酵素」という物質の働きで、固い肉でも柔らかくしてくれる効果が期待できるのです。
スーパーの特売のお肉でも、このようにするだけで柔らかくおいしく食べられるようになるそうです。
舞茸を裂いて肉と一緒においておくだけでも良いですが、舞茸をみじん切りにして肉にまぶしておくと、舞茸が広く肉に触れるためより効果が期待できます。
冷蔵庫で2時間程度寝かせます。
エリンギやシメジなどでもある程度の効果はあらわれるようですが、威力は舞茸が一番のようです。
熱には弱い
肉を柔らかくしてくれる作用は、生の舞茸に含まれる物質の働きによるものです。
この物質は熱に弱く、加熱すると効力がなくなります。
舞茸入りの茶碗蒸しを作ろうとすると、生のまま卵液に入れて蒸しても固まりません。
これも生の舞茸の「たんぱく質分解酵素」の働きによるものです。
前述のとおり、この酵素は熱に弱いですから、舞茸入りの茶碗蒸しを作りたいと思ったら、舞茸を一度茹でてから卵液に入れれば、作ることはできそうですね。
まとめ
生の舞茸には、こんなにすごい効果があったのですね。
肉きのこ炒めは夕食のメニューとしてもおなじみかと思いますが、作る2時間ほど前に舞茸と肉を合わせて冷蔵庫においておくだけで、一層おいしいおかずが完成しますよ!
栄養満点でカロリーも低く、さらに一緒に炒めるお肉もおいしくしてくれる舞茸、これからますます出番が増えそうです!
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