きのこ類は栄養が豊富で健康に良いとされ、人気が高い食材ですよね。
中でも舞茸は、風味が独特でいろいろな料理に使うことができます。
ただ、体質や体調などによっては、胃痛や腹痛を起こすこともあるのだそうです。
この記事では、舞茸を食べたときに起こる胃痛の主な原因について、まとめていきたいと思います。
アレルギー
「卵アレルギー」や「乳アレルギー」、「小麦アレルギー」などはよく聞くところですが、舞茸にもアレルギー反応を起こす人はいます。
きのこ全般に出る人や、舞茸など特定の種類のみに発症することもあります。
成人してからの発症ならば、「疲れていたのかな」とか「体調が悪かったのかな」などと考え、舞茸が原因と思わないケースも多いです。
そのためアレルギーの発見が遅れることも考えられるので、異変を感じた場合には専門医に相談するようにしてみましょう。
アレルギーの程度もそれぞれです。
胃がおかしいな、くらいの人もいれば、アナフィラキシーのような重篤な症状が出る人もいます。
食物繊維
舞茸をはじめきのこ類は、食物繊維が豊富です。
便秘の解消などに効果が期待される食物繊維ですが、食物繊維が豊富ということは消化されにくいということでもあります。
それが原因で、体質や体調によっては消化不良を起こすということが考えられるのです。
舞茸の食べ過ぎ
舞茸には他のきのこ類に含まれていない、「MXフラクション」という成分が含まれています。
この成分は、余計なコレステロールを抑えたり、脂肪を体外へ排出する働きがあるとされています。
この働きのため、「舞茸ダイエット」なるものが流行ったことがあるのですね。
このダイエットをしたいからといって、舞茸をたくさん摂るのはよくありません。
食べ過ぎると腸の活動が活発になりすぎて、水分の吸収が追いつかなくなる危険があるのだそうです。
そうなると、下痢をしてしまう可能性が高くなります。
舞茸の摂取は、一日あたり100グラム程度にすることが推奨されているようです。
まとめ
舞茸は、栄養が多くダイエットにも効果が期待されるとあり、人気の高い食材ですよね。
ただし食べ過ぎには注意が必要なようです。
また、舞茸アレルギーである人もあまり少なくない割合でいるので、少しずつ様子を見ながら摂るのが良いでしょう。
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