鶏肉は高たんぱくの低脂肪で超ヘルシーですが、パサパサしたり固くなってしまいますよね?
そんな鶏肉を家庭でも柔らかくする方法や舞茸で柔らかくなる理由など、説明したいと思います。
鶏肉を家庭でも柔らかくする方法は?
鶏肉を家庭で柔らかくする方法は、生の舞茸を使う・生姜・ヨーグルトに漬け込む・重曹を使うなどの方法があります。
舞茸で鶏肉が柔らかくなるのはなぜ?
舞茸には、マイタケプロテアーゼと言うタンパク質分解酵素が含まれているので、茶碗蒸しに舞茸を生のまま入れると固まらなくなります。
茶碗蒸しに舞茸を入れる場合には、マイタケプロテアーゼと言うタンパク質分解酵素を熱で失活させるために、数分間加熱してから入れると良いです。
この性質を利用して、細かく刻んだ生の舞茸を鶏肉にまぶしてから調理をすることで、固い鶏肉も柔らかくなり旨味が増すそうです。
舞茸で鶏肉を柔らかくする方法は、
- 舞茸を細かくみじん切りにする
- 密閉袋に入れて大さじ1杯の水と適当な大きさに切った鶏肉を入れて1分くらい揉みこむ
- 90分くらい常温に置く
これだけで鶏肉が、舞茸のマイタケプロテアーゼと言うタンパク質分解酵素の働きで簡単に柔らかくなります。
重曹で鶏肉が柔らかくなるのはなぜ?
重曹で鶏肉が柔らかくなるのは、重曹に含まれている炭酸水素ナトリウムが、鶏肉のタンパク質に働きかけて、鶏肉の筋繊維をほぐすので鶏肉がほぐれやすくなります。
即効性があるので、油と水を併用することで力を発揮するそうです。
重曹が無い場合には、ソーダ水やコーラなどを使っても柔らかくすることが出来るそうです。
重曹は大きく分けて、
- 食用の重曹
主にベーキングパウダーや炭酸として販売されていて、膨張する働きがあるのでホットケーキが膨らみやすくなり柔らかくする場合などに使用したり、わらびなど山菜のアク抜きや肉を柔らかくするのにも使用したします。
- 医療用の重曹
純度が高くて細かい粒子の重曹です。
弱アルカリ性で、胃酸過多や胃潰瘍の酸が出過ぎる場合に中和する働きがあるそうです。
- 工業用重曹
きめが粗くてダマになりやすいでが、きめの粗さから掃除の時にクレンザー代わりや油汚れを浮き上がらせる働きがあるので、掃除や洗濯にも使えます。
などの3種類に分類されています。
鶏肉を柔らかくするのに使う場合は、食用の重曹を使うのが良いと思います。
私は鶏肉が好きである。でもあの微妙に口に残る硬さはあまり好きではありません。なのでささみを使って重曹仕込んでみた。
ささみ2本を切って、塩と重曹 各5g、水200mlくらいで一晩。 pic.twitter.com/SFVXNBdK9V— くまま (@posaune2336) 2015年4月19日
まとめ
舞茸で鶏肉を柔らかくすることが出来るのは、お手頃で簡単に出来るので良いと思いました。
皆さんも是非やってみて下さいね。
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