秋になると美味しい自然の恵みがたくさん出て来ます。
夕食のメニューには事欠きません。
栗ご飯や秋刀魚の塩焼き、鮭のハラスのお茶漬け、キノコ鍋、銀杏の茶碗蒸し。
四季のある国に生まれて本当に良かったと、つくづく思います。
キノコは一年中流通していますが、自然界では秋が旬の種類が多いです。
ブナシメジ、エリンギ、舞茸、シイタケ、ナメコ、ヒラタケそして、マツタケなどが、皆さんの知るところですね。
日本にキノコは数千種もあるのです。
ほとんどが知らないキノコですね。
キノコには毒性の強い種類がたくさんありますので、山で採れたキノコを食べるのは大変危険です。
昔はご近所にキノコ博士のようなお年寄りがいて、山で採れたキノコを見分けて貰いました。
裂けるキノコは食べられるというのは嘘ですから、ご注意下さい。
松茸の美味しい食べ方
松茸ご飯は秋に一度は食べておきたいですね。
松茸は調理方法で、味や香りが半減してしまうこともあります。
松茸ご飯はスライスした松茸をお米と一緒に炊きます。
さらに香りを引き立たせるために、焼き網で炙ります。
少し焦げ目がついたら、あとは裂いて、お水を張ったお米に入れます。
松茸を取り出し、お米に醤油を入れて炊きます。
炊き上がったら松茸をのせてご飯をほぐして蒸らします。
松茸と一緒に炊いてもまた別の食感で楽しめます。
土瓶蒸し、最近では松茸のシーズンでしか使わなくなりました。
カツオブシと昆布で出汁を引き、醤油とお酒を入れて味を調えます。
松茸、かまぼこ、鶏肉、蒸した銀杏を入れて蒸し上げたら、三つ葉を添えます。
薄口醤油でもいいですが、醤油は色付け程度です。
松茸は少し炙っておくと風味が増します。
松茸土瓶蒸し
秋ですなあ pic.twitter.com/gML3t2Q39c— しょうたん (@VJguTgCjAyRqyBq) 2017年10月28日
まとめ
国産松茸は味も香りも豊かなので、味付けは薄い方が本来の風味が楽しめます。
輸入もので、白っぽい松茸の場合、味も香りも少ないので『松茸のお吸い物の素』を出汁の代わりに使うと遜色なく仕上ります。
食感は輸入物でも同じです。
また、カサが開いて激安の松茸も、この方法でプロの味です。
国産松茸は産地でもない限り、手に入れにくい状況になっています。
でもお吸い物の素は本当に良く出来ています。
昔、国産松茸を食べて育った母親も気が付かないくらいなので、保証付きです。
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