なめこのぬめりには多くの栄養素と美容成分が含まれていますが、反面酸化が進みやすく風味が落ちやすくなる原因となることも多いと言えます。
栄養価の面から考えると湯通しや水洗いなどで、必要以上の養分を落としたくないですよね。
今回は、そんななめこの下ごしらえについて紹介していきたいと思います。
なめこの鮮度
なめこは冷蔵庫に保存しているものでも3～5日で消費したほうがよいとされています。
というのもニンジンや玉ねぎなどの生鮮食品のように賞味期限がつけられているものがなめこには少ないので、正確に決めることができないからです。
黒くなっているものは傷んでいる証拠ですので、早めに処分するようにしましょう。
すぐに菌が繁殖してしまいます。
また、ぬめりには悪質の乳酸菌が繁殖しやすいので、少し酸味が強いようなら水洗いをしてみることをお勧めします。
調理方法
なめこにはみそ汁やなべ物など、加熱調理したものを用いることが多いですね。
というのもなめこは生食されるということはめったになく、雑菌も多いので衛生的とは言えないそうです。
そのため一般的には加熱調理してから食べたほうがよいとされています。
加熱の時間はざるに入れてお湯の中を30秒、電子レンジで500ｗで30秒といった具合になっています。
過剰に加熱するのはビタミンやそのほかの成分を損なう恐れがあるので、お勧めはできません。
その他にもぬめりに付着した汚れやごみを流水で洗い流す、といったこともしたほうがよいとされています。
ぬめりの表面には多くの雑菌が付着しているので用心しましょう。
なめこの栄養分
カリウム、マグネシウムなどのミネラルのほか、葉酸など体の調子を整える栄養分も入っているそうです。
その他にも低カロリーであったり、多くのグルコサミンを含んでいたりと健康効果も美容効果も期待できる大変万能な栄養面を持っていると言えます。
まとめ
なめこは栄養価が高い反面、衛生面ではいくつか気を付けないといけない点があることがわかりましたね。
必要以上の下ごしらえを避ければ、健康的で快適な生活を送ることの手助けとなってくれることが期待できそうですね。
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