今の時代はエコブーム!そんなエコ活動の中のひとつに、「再生野菜」というものがあります。再生野菜というのは、スーパーなどで売っている野菜の切れ端や、芽の出てしまったタマネギなどを利用して、もう一度野菜を育てる方法のこと。野菜の育つ姿には生命の神秘を感じますし、それをお部屋に置いておくと癒し効果も得られそう。そして自分で野菜を育てるわけですから、お財布にもとっても優しいです。再生野菜の中で比較的簡単なものでは豆苗や小松菜などが有名です。葉物が育てやすいのでしょうか。そんな再生野菜について書こうと思いましたが、育てやすいものはネットで検索すれば大体は出てきます。なので今回は、ちょっぴりマイナーですが、エノキの再生方法についてご紹介したいと思います。
エノキの再生方法について
エノキの再生栽培について検索してみるとわかりますが、他の生成野菜のように、すぐにやり方が見つかるわけではありません。難易度が少々高いようで、あまり成功例は無いようです。それもそのはず、野菜とは違い、厳密に言うとキノコは菌類のため、栽培するためには菌床やオガクズなどの養分を取れる床が必要となります。では、エノキを再生栽培することは不可能なのでしょうか…いいえ、そんなことはありません。多くはないですが成功例も報告されており、絶対にできないというわけではなさそうなので、その成功したやり方についてご紹介します。まず、買ってきたエノキの石づきを切り落とし、ラップに包んで冷蔵庫にしまいます。なんと、たったこれだけなのだそうです!実はこれは石づきを別の料理に使おうと取っておいただけで、再生栽培が目的ではなかったのだそうです。偶然だったとしても、これは嬉しいですね!これだけでエノキが再生する可能性があるわけですから、試してみる価値はありそうです。また、本格的にチャレンジした例も発見しました。まず、中身の空になったペットボトルを半分に切り、よく洗います。その底の方に石づきをポイポイっと入れたら、フタをして、部屋のあまり明るくならないところに保管します。あとはときどきスプレーで水をやるだけ。その結果、2~3日後にはニョキニョキと伸び始めたそうです!
あまり世話の手間もかからないですし、これでエノキが再生できるなら是非やってみたいですね!
まとめ
今回はエノキの再生方法についてご紹介させていただきました。野菜のように簡単ではありませんが、絶対にできないというわけではなさそう。また、エノキに限らず、どのキノコ類にも石づきが付いていますので、ここでご紹介したものと同じ方法で、別のキノコも再生させることができるかもしれません。もしも成功したら喜びも大きいですし、お子さんの自由研究の題材にもなるかもしれませんね。そんなエノキの再生栽培、皆さんも是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
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