スーパーなどでお馴染みのえのき茸について書いていきたいと思います。
えのき茸はタマバリタケ科のキノコの一種で、子実体は古くから食用とされています。
ほんのりとした甘みで誰でも食べやすく、クセがないので炒め物や焼き物、スープ、鍋料理など色々な料理に合います。
自然界のえのき茸は全体的に茶褐色で、カサは大きく開き軸は小さめでなめこのようなねばりがあります。
下にいくほど色が黒くなることからアシグロナメコとも呼ばれています。
えのき茸にはユキノシタという別名がありますが、これは雑菌の活動が低下する冬場に成長し雪の中からでも発生することに由来しています。
ちなみにエノキだけではなくポプリや柿などの広葉樹の、枯れ木や切れ株にも見ることが出来ます。
品種改良をされて白く細長い、お店でよく見かけるえのき茸になったそうです。
近年ではブラウン系のえのきというものもあります。
白いえのきに比べ、歯応えがあり甘みが強いので緩やかに人気が出てきているそうです。
加熱すると少しヌメリが出るのも特徴です。
えのき茸は、低カロリーでダイエットをしている時にも便利です。
売られているえのきは200g入りが多いですが、石突を切り落とした食べられる部分が170gとして
1袋あたりのカロリーは37.4Kcal位になります。
生のえのき
えのき茸は、生で食べるレシピも出ています。
最初から生食用に作られている、サラダエノキというのが今は出ているそうです。
サッと熱湯をかけ、冷水で冷やしサラダとして食べられるらしいです。
生食用のものは、製造方法が違うみたいです。
市販のものも、新鮮なものや少量なら生でも食べられるという意見もネットには見られました。
基本的に生で食べてはいけないと言われているしめじは、仁王しめじ位なのだそうです。
しかし生で食べたら、軽い下痢や吐き気、胃がムカムカするという症状が出たということもあるみたいです。
体質に合わないという事もあるそうですので、生で食べる際は十分気をつけた方が良いです。
調べると生のえのきには、蛋白質のフラキトニウムが含まれていて中毒症状を引き起こすことがあるらしいです。
基本的には、火を通して食べることをおすすめします。
まとめ
通年ほぼ変わらない価格でクセがなくどんな料理にも合わせやすい存在であることもあり、えのき茸は20年以上も日本国内できのこ生産量1位に君臨しています。
サラダなど、美味しそうなレシピも見かけます。
しかし生で食べる際は、できる限り生食用など安全なものを使用したり気を付けた方が良さそうです。
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