冷蔵庫に入れっぱなしにしてしまっていたえのきをよく見ると伸びていることがありますよね。
冷蔵庫の中で成長したえのきは果たして食べられるのでしょうか?
体に有害な成分が含まれていないかなどの疑問について調べてみました。
ホルモンとは関係ないので安心!
えのきに体に有害な促進剤などが使われているのではないかと疑ってしまうほどえのきの生命力はすごいですよね。
えのきはそもそも植物でもなく、もちろん動物でもなく、菌類に属するのですが、菌類には成長促進剤は添加しません。
ですのでえのきには促進が使われていないし、使えないということなんですね。
なぜ冷蔵庫でもえのきは育つの?
有名な菌類研究所の教授によれば、スーパーで販売されているえのきはいづれも生きていて環境の条件が合えば胞子を持ち、仲間を増やすために繁殖しようとする力が十分にあるのだそうです。
えのきは自分の栄養を利用して酸素を使って成長するという特質もあります。
えのきは元々涼しいところで栽培されて出荷されるものなので、冷蔵庫で育つということはごく当たり前の現象だということです。
これで安心して食用できますね!
伸びたえのきは食べれるの?
冷蔵庫の中で成長してしまったえのきは食べられないということはないけれど、通常の状態と比べると栄養価は低いそうです。
中も空洞化がおきてしまっているとのことなので、やはり保存をしっかりするか、早くお料理に使うかという配慮は必要です。
えのきは冷凍保存で成長ストップ
えのきが成長する時の最適な温度が2℃~6℃ということなので、それよりも低い温度である冷凍保存であれば成長することなく、栄養価もそのままのおいしい状態で保てます。
冷蔵保存だと3日ぐらいしか日持ちしないけれど、冷凍保存であれば水洗いせずそのままの状態で保存すれば3週間~4週間も日持ちします。
まとめ
えのきにとって冷蔵庫の野菜室は我が家のようにくつろげる場所だったんですね。
これで成長する謎は解明できたので安心して食べることができますね。
今のあなたにおすすめの記事